誰のための正義なのか

一般論でわたしを咎めたところで。
全く響くことなく、むしろ反発しか生まない。

「君のあの発言は、他の人の士気を下げるだろうから、
あぁいうことは、個人的に言って欲しい。」と注意された。

「は?」

わたしは、心の中で叫ぶ。

もしかしたら、言葉に出たかもしれない。
少なくとも体内は、
わなわなと怒りに変化することを感じ取っていた。

あなたの目の前にいる人は、
世間一般の基準で測れる人なのでしょうか。

一般的にどうだということが、わたしに届くのだろうか。
全くもって不愉快であったので。
それは、誰のための言葉なのかと確認する。

〇〇さんだって、△△さんだって、やりたくないって言って
周りからヒンシュクを買っていたでしょう。

それと同じだよ。

そう言われて。
尚更、わたしは怒り心頭に発し。
わたしは、その人たちとの誰とも違うから。
目の前にいる、わたしとコミュニケーションを取ることを考えて。と伝えた。

それは、子どもも同じ。
誰々と比べることを極度に嫌う。
なぜなら、自分は自分なのだから。

どうして、わたしがその発言をしたのか考えたことはあるのか?と問うと。
君は同じことをしてくれているのかと聞き返される。

そうか、対価がないと人とは付き合えないのかと。
再び怒りに震え。

多分、あなたが気づいていないところで。
ものすごく考えています。と。
怒りと同じ熱量で伝えた。
なぜそれがわからないのかと。

わたしのための言葉なのか。
保身のためなのか。

どうしてそういうのか。
よく考えてみて。

コミュニケーションとは、そういうもので。
目の前の人と、今ある時間を過ごすことの貴重さを。
信頼関係とは、どうやったら築けるのだろう。
真剣に向き合わなければ、少ない言葉で相手を信じることなどできない。

そして、わたしはきっと。
この時間をエネルギーに変えて。
今日も前に進むのだろう。

前田カオリコ
フリーアナウンサー
コミュニケーション・コンサルタント
登録商標 魅話力(みわりょく)

新宿区在住
2児の母

一般社団法人ブルーミング・マム 代表理事
ママ解放区®️プロジェクト 代表
株式会社リコラボ 代表取締役
1期・2期 新宿区子ども・子育て会議委員
2016/2017年度 新宿子育てメッセ 実行委員長

高校時代にロータリークラブの青少年交換留学生として1年間アメリカ・ミネソタ州に留学。
ヨーロッパ・アメリカ・カナダ・アジア各国の学生との交流により価値観の多様性に触れる。
子連れホームスティ・三世代ホームスティなどを経験。
「自分が大好きになる子育て」をテーマに子育てに関する講師としても活動。

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