母親に言われた言葉の数々。
小学校高学年くらいからだったろうか。
テレビを見ている時に、「足を閉じなさい。」と。
「は?いいじゃん。別に。」と反抗期だったように思う。
母親になり、同じことを娘に言っている自分がいる。
Bloomong Mom代表 前田カオリコOfficial-Blog
2015年07月一覧
母親に言われた言葉の数々。
小学校高学年くらいからだったろうか。
テレビを見ている時に、「足を閉じなさい。」と。
「は?いいじゃん。別に。」と反抗期だったように思う。
母親になり、同じことを娘に言っている自分がいる。
言葉にこだわりがあるので、発せられる音については敏感。
それが、日本語でも英語でも、その音の舌の位置がどこにあるのかが分かる。
「それ、『L(エル)』の音じゃないです。」 とか。
「無声音でも、口の形はちゃんと作らないと届きません。」 とか。
「語尾まで意識してね。」とか。
今日は、英会話の個人レッスン。
単語をA〜Z まで言ってもらえば、その人の発音が分かる。
これは、話す仕事でも培ってきた分野でもある。
アクセントはどこに置くのか、アクセント辞典を引くこともあるし。
もちろん、NHK出版の「日本語発音アクセント辞典」を。
声は、その人の状態を伝えるツールだ。
健康なのか、どんな性格なのか、落ち着いているのか、そうでないのか。全て分かる。
外国語を聞くと、何語なのか耳を立てる。
ロシア語なのか、フランス語なのか、イタリア語なのか・・。言語は多彩。
タモリ氏が意味も分からないけど、
その国の言葉のように話すマネを観るのが大好きで、
見事にその言語の特徴を押さえているところに感服する。
とにかく、まぁ 何を言いたいのかというと
「話すことをもっと愉しめたらいいよね。」ってこと。
それを、美しくてもいいし、そうでなくてもいいけれど、意図してその言葉を選んで使っているという意識を持って。
言葉遊びは、脳の活性化にもなるし、刺激になるし、何より思慮深くなり顔つきまで変わるのだから。
考えることをアウトプットする手段としての言語。
だから、母語を大切にして欲しいという思い。
言葉はあなた自身を伝えるツール。アイデンティティ。
それほどまでに重要であることを、もっと多くの人に伝えたい。
魅話力®
話し方プロデューサー
前田カオリコ