2018年11月 一覧

チャレンジする想い

大人になると。
無難に。
失敗しないようにとチャレンジしなくなってしまうのはもったいなくて。
やってみたいことを、ここでできたらいいのにね。
ということで、ブルーミング・マムを立ち上げたのが5年前。

ママ個人ではできないことを。
団体の名前を使ってできるようになったらいいのに。という想いで。
ママ達がチャレンジしたいことを応援したくて。
後押ししたくて、ブルーミング・マムをサークルにして。
法人化して。
一緒にプロジェクトを進めてくれるメンバーがいてくれる。

やってみたい!という気持ちはとても大切で。
それから先のことは、経験になるから。

私は自分の衝動を止められないので。
まずはやってみる。という行動に移せることで。
その人の経験値が、深みが出てくる。

もちろん、成功体験は大切だけれど。
うまく行かないこともあるからこそ、人生は面白い。

試行錯誤して。
悩んだり、苦しんだりして。
それでも、受け止めていられたらと思う。

子育てをしながら。
ママ達も一生懸命で。
ママになっても経験を重ねて。
成長する機会がたくさんあるのだから。

やりたいことをやってみればいいじゃない。
新しいことをするのだから。

平坦な道は楽でも。
そのうちに飽きちゃうからね。

多くの人と触れ合いながら。
刺激を受けながら。
やってみたいことをして。

チャレンジして。
視野を広げて。

叱られることをして。
指摘されて。

大人になると。
社会との接点が薄れると。
チャレンジする機会も少なくなる。

だから。
ママ達が育児だけでなく。
自己実現する環境がもっとあればいいのに。
そんなことを思いながら。

涙する彼女の姿をみて。
よかったね。と振り返る。

あの時のキラキラした目を。
ワクワクした気持ちを忘れないで。

大丈夫。
その悔しい気持ちを忘れないで。
そのことで信頼をなくすとか、気持ちが離れるとか。
そういうことではないのだから。

あの時に。
やりたいという思いを止めていたら。
やらない後悔が残ったことだろう。

そんなことを思いながら。
よかったよかったと帰路に着いた。

前田カオリコ
コミュニケーション・コンサルタント
登録商標 魅話力(みわりょく)

1976年生まれ 新宿区在住
2児の母

一般社団法人ブルーミング・マム 代表理事
株式会社リコラボ 代表取締役
1期・2期 新宿区子ども・子育て会議委員
2016/2017年度 新宿子育てメッセ 実行委員長

高校時代にロータリークラブの青少年交換留学生として1年間アメリカ・ミネソタ州に留学。
ヨーロッパ・アメリカ・カナダ・アジア各国の学生との交流により価値観の多様性に触れる。
子連れホームスティ・三世代ホームスティなどを経験。
「自分が大好きになる子育て」をテーマに子育てに関する講師としても活動。

 


発達障害の自覚について 

発達障害。
その言葉を耳にするようになって10年くらいになるのだろうか。
特徴を具体的に知れば知るほどに、私自身の特性が浮き彫りになる。

そういうものだと思って生きてきた。
自分の傾向についても生活に支障が出ているのかと問われれば、そうかも知れない。

子供の頃からそうだった。

自覚がなかったがLD(学習障害)もあるのだな。と実感。

・電話番号の下二桁が入れ違って読んでしまうこと。
・時刻のアナウンスで、自分では正確に読めていると思っているのに間違えてること。
・選手の名前を間違えてしまうこと。
・人の名前が覚えられないこと。(文字が追えないこと)
・カタカナの羅列が言葉として入ってこないこと
・全くできないのではなくて、倍以上の努力が必要だということ。
(集中するので疲れやすい)
・文字はアートに見えること。

なのに、アナウンスの仕事に就いたのだから苦労したような気がする。
できないから、何度も練習するしかなくて。
よく言われているけれど、最初から何でもできる人なんて少数派。
好きなことができるとか、没頭できる何かに出逢えること自体が素晴らしいのだから、親や周りのオトナが受け止められる環境だといいのに。と常々願っている。

ASD(自閉スペクトラム)についても。

・真意が読み取れない (空気が読めないともいうし、読まない場合もある)
例)
友人「寒いよねー。」
私「じゃあ、窓閉めればいいじゃん。」
友人「え?めっちゃ冷たい言い方ー。なにそれー。」

という会話は大学生の頃。
え、だって寒いなら窓閉めればいいだけじゃん。という話から。
なぜか私の場合は、思ったことをそのままストレートに発言しても面白がられたりしていたので他意が悪意があってのことではないということが周りに伝わっていたのか、そもそもどう思われていたのかまでを気にしていなかった(想像できない)ので、それでいいと思っていた。
わざわざ回りくどい表現をされても、どういうことか理解できず、またそれが時間の無駄のような気がして、ストレートに聞いたりして。
中学でも担任の先生に呼び出されて、「自分を基準にして考えるな。」と注意されたことがある。どうしてだろうと思っていたので、あまり反省できなかったことも覚えている。

また、それは日本の文化や歴史にも大きく影響されていて、日本では生きづらいという場合も多々あるのだと思う。

学習障害なんだから仕方ないじゃない。という偏見をさらに生じさせてしまうことの方が懸念する。その診断があろうとなかろうと、この人はそういう人なのだという価値観を育むことが必要なのだから。
そこに優劣をつけるとか、障害者なのだからという差別が仮に生じるとしているのならば、それは本当に排他的であるし、違和感を覚えるのだろう。

あなたと私は違う。当たり前。
みんな同じことが出来て当たり前。なんてあり得ない。
身体能力も違うし、育った環境も違うし、だいたいDNAが違うのだ。

そもそも私の特徴はADHD(注意欠如・多動性)だけだと思っていたけれど。
それだけでもないらしい。

喋りすぎる傾向は、私の周りにいる人はよくよくご存知だと思う。
すぐにスイッチが入るし、カオリコ節と称してはっきりとした物言いで熱を伝える。
それが特性だとしたのなら、私はそれが強みだとも感じている。
周りの人にフォローされて生きているから、私もそうでありたいと思う。

番組の最後。小島慶子氏の発言に共感した。
本人の内面の問題だけではなく、その外側の条件(環境など)によってその人の生きづらさや困難さが違ってくる。 そんなようなニュアンスで。

そうそう。
そうなのだ。と思いながら。
本人が自覚する段階から、その周りの人の対応や理解によって、個性のできない部分にフォーカスされるのではなく、その人のポテンシャルが発揮できるようにするにはどうするのかということを受け止めていけるようになること。

まずはそこに気づける保護者。学校との関わり。
母親の苦悩を専門機関にいく前に受け止められるようになれたらと。
改めて感じ、自分もそうだということを発信することで一歩踏み出せるようになったらいいのに。

「発達障害って何だろうスペシャル」
NHK 2018年11月24日放送
http://www1.nhk.or.jp/asaichi/hattatsu/about_dd.html

 

前田カオリコ
コミュニケーション・コンサルタント
登録商標 魅話力(みわりょく)

1976年生まれ 新宿区在住
2児の母

一般社団法人ブルーミング・マム 代表理事
株式会社リコラボ 代表取締役
1期・2期 新宿区子ども・子育て会議委員
2016/2017年度 新宿子育てメッセ 実行委員長

高校時代にロータリークラブの青少年交換留学生として1年間アメリカ・ミネソタ州に留学。
ヨーロッパ・アメリカ・カナダ・アジア各国の学生との交流により価値観の多様性に触れる。
子連れホームスティ・三世代ホームスティなどを経験。
「自分が大好きになる子育て」をテーマに子育てに関する講師としても活動。


ママ友やPTA活動とか。

新宿が好きで。
かれこれ10年。

長女が3歳で、息子を妊娠している時に5年住んだ
東京都国分寺市から引っ越してきた。
その前は独身だったので、実家は信州(長野県長野市)。

都会で育児することに対して。
私は何の抵抗もなく。
むしろ、新宿に住みたくて仕方なかったと思う。

そんな希望が叶ってから。
長女が通った幼稚園のママ友に恵まれて。
そのまま小学校を卒業しても。
今も時折集まって情報交換をする仲でいる。
かれこれ10年。

 

今日は小学校の学芸会で。
息子も(悪)役をしっかりとこなしていた。
「ねぇ、R。あなたは緊張ってしないの?」
「しないよ。」
以前に聞いたことがあったけれど。
堂々とした姿で。(親バカ)

褒められてまんざらでもない感じで。
会場の来賓席を通る時に、不意に声を掛けられた。

「Rくん。あんなに堂々と成長して。すごいですね!」
すれ違う私に声をかけてくれたのは、小1の時の担任の先生。
私はびっくりして。
1年だけの担任だったのに。
そして、息子だけでなく、すれ違いざまの私に息子の母親だとすぐに認識してくれて。
すぐに声を掛けてくださったことに。

1年生の時とは見違えるくらいお兄さんになって。
と、言っていただいたこと。
小1の時の、息子の鉛筆を齧っていた頃の姿からみたら。
本当に見違えるのだと思った。

去年の冬はずっと半袖半ズボンで過ごしていたけれど。
今年は長袖長ズボンで登校できていること。

本当に。
そんな些細なことだけれど。
当たり前の基準なんて違うのだから。

私は子どもを育てながら。
地域の人たちと繋がり。
知らなかったママ友とも出会えて。
素晴らしい教員の方々に支えられ。
今日も、つい涙が流れてしまった。

 


※写真は8歳の誕生日(息子)

前田カオリコ
コミュニケーション・コンサルタント
登録商標 魅話力(みわりょく)

1976年生まれ 新宿区在住
2児の母

一般社団法人ブルーミング・マム 代表理事
株式会社リコラボ 代表取締役
1期・2期 新宿区子ども・子育て会議委員
2016/2017年度 新宿子育てメッセ 実行委員長
日本メンタルヘルス協会 研究修了カウンセラー
昭和女子大学 元社会人メンター


息子編:まさかの中学受験を志す?

育児はとても刺激的だと思いながら。
我が子の日々の成長に驚くことばかり。

息子(小4)の息子は、発達障害の傾向がありまして。
週1でまなびの教室(新宿区)の指導を受けている。
今、改めてHPを見たら、「知的発達に遅れがなく」と書いてあった。
小学校1年生の後半からずっとお世話になっている。

そのおかげで、見違えるような落ち着きを見せるので。
私もただただ驚きつつも、本当にあの時に判断してよかったと振り返る。

そうか。
端から無理と思ってはいけないのね。
ということは、本人が中学受験をしたいと言い出したことで、
不安になる必要はないはずなのだけれど。

娘の中学受験のことを思い出して。
今度は、高校受験と中学受験が重なるのかと。
受験が重なる年齢差なのはわかっていたけれど。
まさか息子(小4)が言い出すとは。
喜ばしいけれど。

ちょっとびっくりしたので。
ここに残しておこうと思います。

中学は、長野(私の実家)に行くって言ってたのに。
そうか。
受験ね。(しつこい)

学校探ししなくちゃね。
娘の高校も考えなくちゃね。

親の思惑通りには、なかなか行かない。
ただ最大の応援団でいることだけ。

私は、そんなに器用な方ではないので。
ゆっくりと自分のやりたいことを重ねながら。
我が子達と向き合った経験が、ママ達の役に立つことを思いながら。

とかなんとか言いながら、自分が育った環境と違うからこそ。
なんじゃらかんじゃらと騒ぎならがも、我が子の成長を愉しみながら。

一年、一年。
心と体が成長していくことに。


※写真は、我が子達の幼い頃。6歳・3歳くらいかな。

前田カオリコ
コミュニケーション・コンサルタント
登録商標 魅話力(みわりょく)

1976年生まれ 新宿区在住
2児の母

一般社団法人ブルーミング・マム 代表理事
株式会社リコラボ 代表取締役
1期・2期 新宿区子ども・子育て会議委員
2016/2017年度 新宿子育てメッセ 実行委員長
日本メンタルヘルス協会 研究修了カウンセラー
昭和女子大学 元社会人メンター