2017年05月 一覧

リセット模様替え

長女が部屋の模様替えをしたいと言い出したので、2週間前から予定していた今日。
子供部屋のレイアウトを変更した。

いい機会なので、断捨離。
断捨離という言葉が出る前から、
部屋の片付けというものは、処分することだと教えられていた。

「右にあるものを、左に移したところでキレイになるものか。」
というのが父の教え。

まぁ、そうだわね。と納得していただけに、ためらいはない。

引き出しいっぱいに入っていたヘアアクセサリー(ヘアゴムやカチューシャなど)。
幼稚園の頃からの思い出だけれど、全く使われない現在。
何せ、6年もの月日が流れている。
息子のミニカー・ロボット類も今やガラクタと化している。

誰かに譲ろう・・と思い続けていたものの、いざ持って行く機会を逸していたため
今回は、手放すことに。
結局、なんだかんだと45ℓのゴミ袋8個分。
不要品がこれほどまでに詰まっていたら、片付くものも片付くものか。

過去の思い出も大切だけれど、まだまだ未来を生きるので一旦リセット。

久しぶりに1日中じっくりと時間を掛けて、
自宅の掃除が出来たことが何よりも満足だった。

 

ついでに、娘の髪を切ることに。
前髪を作りたいというので、カット。
ボリュームが多いので、全体に鋤いてあげた。

小学6年生。
髪を解きながら、頭を触りながら。
娘とのコミュニケーション時間。

私を母親にしてくれてありがとう。
胸の中でつぶやきながら。

成長していく我が子の姿が、
これほどまでに愛おしいなど想像出来ただろうか。

親がしてあげられることには、限りがある。
本人の生きる力を養えるように。

今日も見守りながら、関わりながら。
明日も笑顔でいられますように。

前田カオリコ
コミュニケーション・コンサルタント
登録商標 魅話力

1976年生まれ 新宿区在住
2児の母

株式会社リコラボ 代表取締役
新宿区発のママ*サークル「ブルーミング・マム」代表
新宿区子ども・子育て会議委員
2016/2017年度 新宿子育てメッセ 実行委員長
日本メンタルヘルス協会 研究修了カウンセラー


息子の宣言

現在、小3の息子。
いつもママママママ。と連呼し、寝る時も添い寝をし続けていたのですが。

突然、宣言をされました。

「ねぇ、今日はママとお風呂入ろうよ。」と、息子に声を掛ける私。
すると、少し困惑したように間を置いて言うのです。

「ママ。おれ、一人で色々出来るようになりたいんだ。(だから一人で入る)」

ががががーーーーーん。

なんということでしょう。
とても嬉しく喜ばしいことなのに、衝撃を受けてしまいました。

もちろん、一人でお風呂に入っていましたが、このように自立宣言をされたのは初めてのこと。
あまりに驚いたので、その日の夜に聞いたのです。

—————————-

私:「ねぇ、一人で色々出来るようにするって決めたの?」

息子:「うん。今月の目標がそうなの。」

私:(!!!今月の目標?!何を言い出すの。どうしちゃったの。急にしっかりしたことを言いだして。何が起こったの?)

「そうなんだ。今月の目標なんだね。来月もあるの?」

と、つい動揺してしまい、余計な質問までしてしまうのでした。
—————————-

そう言えば、そんな傾向がなかったワケではありません。

その数日前の出来事。

「オレ、一人で寝るから。」と宣言され、
一人でリビングにお布団を持ち込んで敷き、歯磨きをして眠っていました。
起床すると、布団は畳まれておりテレビを観ていました。
(しかも、クシャクシャではなく角を合わせているのです。)

「!!!」何が息子をそうさせたのか。

えぇ、分かっております。
とても良い兆しだということを。
ただ、ママとするとあまりに唐突すぎて何が起こったのか、
受け入れるのに軽く時間を要しました。

3週間前には、あれ程までにお箸の持ち方を指摘しては直らずにいたことが。
「オレ、もう余裕で出来る。」と言い、キレイに持つようになったのです。

それは突然に訪れるものなのでしょうか。
それは我が息子の場合だからなのでしょうか。

ぎゅっとして、頭にキスをしたら
「だからさー、そういうのはもういいから。」と言われました。

泣けます。
冷静に言われると余計に切ないです。(笑)

 

突き放した覚えもなく、むしろ甘えるだけ甘えていました。
自立を促す言葉を掛けた覚えもなく。
その日は突然に訪れるのですね。

そして、それから息子は毎日1人で起きて、一人で歯を磨き、宿題をして、時計を確認しながら動いています。
もともとそういうタイプでしたが、
この「自立宣言」は親の子離れの覚悟をさせるには充分な衝撃力を持ち合せていました。

とはいえ、小学3年生。
これからも我が子を見守りながら、育てて行こうと思うのでした。

前田カオリコ
コミュニケーション・コンサルタント
登録商標 魅話力

1976年生まれ 新宿区在住
2児の母

株式会社リコラボ 代表取締役
新宿区発のママ*サークル「ブルーミング・マム」代表
新宿区子ども・子育て会議委員
2016/2017年度 新宿子育てメッセ 実行委員長
日本メンタルヘルス協会 研究修了カウンセラー


母親の試練

物がない。
隠されているのか、自分で置いた場所を忘れているのか。
今日は立て続けに2件のトラブル。

自己判断を任せることに、親というのは気が気でない。
どうしてそうなるの?ということが続発して。

自分の平静さを保つことが精一杯だった。
いや、逆上してた。
それを抑えることのエネルギー。

状況判断を年齢で考えることの難しさ。
年齢と経験と個性を想像する。

家庭の事情と、自分の声の掛け方と。

怒りは第二感情。
第一感情は、心配・悔しさ・やるせなさ・落胆。

平謝りをしたり、感情を抑えて話したり。
私の母親としての試練。

理不尽なことも、いいことも。
いろいろあるから社会なのだ。

前田カオリコ
コミュニケーション・コンサルタント

登録商標 魅話力

1976年生まれ 新宿区在住
2児の母

株式会社リコラボ 代表取締役
新宿区発のママ*サークル「ブルーミング・マム」代表
元新宿区子ども・子育て会議委員
2016/2017年度 新宿子育てメッセ 実行委員長
日本メンタルヘルス協会 研究修了カウンセラー


正直と素直な話。

素直なこころ。

それは、相手にとって都合のいい話。
自分の言うことを素直に聞いてくれる。

それは、相手にとって気持ちのいいことだろう。
そのまますんなりと「はい。」と返事をされること。

正直な私は、
言われたことに納得できないと、
素直に「わからない。」と反応していた。

それが、素直な定義だったから。
これ程までに素直で分かりやすい人はいないと思っていた。

それなのに、多くの人が手を焼いていた。
それは、自分の思い通りにならないから。

彼らが私を扱いづらいと感じるのは、私が私の意思表示をするからだと思う。
そして、その意思表示の何がイケナイのかと思うのだった。

自分の意思を伝えて、イヤなものはイヤだと言うことを。
好きなものを好きと言うことを。

息子を見ていて思う。
使役されることがイヤなのだ。

私は子供のまま育ったのか。
社会に不適合のまま成長したのか。

不適合だとしても、不自由ではない。
私は私の生き方を摸索しながら、自分らしい生き方を見出していた。

それでいい。
迎合して、自分を失ってしまうくらいなら。

我が子を見て思う。
それでいいと。
自分らしく生きる時間を。

40年間を振り返る。
まもなく、私の節目を迎えるのだった。

前田カオリコ
コミュニケーション・コンサルタント

登録商標 魅話力

1976年生まれ 新宿区在住
2児の母

株式会社リコラボ 代表取締役
新宿区発のママ*サークル「ブルーミング・マム」代表
元新宿区子ども・子育て会議委員
2016/2017年度 新宿子育てメッセ 実行委員長
日本メンタルヘルス協会 研究修了カウンセラー