撃ち砕かれた気持ちを鎮めるために

期待をしなければいいと言われても。
それはすごく難しいことで。
その気持ちを無下にされたと思えば思う程に。
相手に対して、どう伝えればいいのか分からなくなる。
もしくは、伝えることに意味はないのだろうか。

意図的ではなかったとしても。
やっぱり私は悲しみに満たされて。
その気持ちを鎮めるまでに時間を要する。

何週間も前からお願いしていたことを。
直前になっても放置されることの切なさを。

 

張り裂けそうになる気持ちを。
私の思い込みで、私がいけなかったのだろう。
ちゃんと伝えられなかったのだから。
届いていると思っていたことは、思い込みだったのだと。

大切なことだと理解していて欲しいというのは。
私の一方的な願いでしかないと突きつけられる。

 

撃ち抜かれた心の傷は、あまりの衝撃で何が起こったのかも理解出来ない。
泣いたりすることを憚れるとしても。

 

切なさと悲しさと非力さに。
自分自身がイヤになるのだった。

 

前田カオリコ
コミュニケーション・コンサルタント
登録商標 魅話力(みわりょく)

1976年生まれ 新宿区在住
2児の母

株式会社リコラボ 代表取締役
新宿区発のママ*サークル「ブルーミング・マム」代表
1期・2期 新宿区子ども・子育て会議委員
2016/2017年度 新宿子育てメッセ 実行委員長
日本メンタルヘルス協会 研究修了カウンセラー
昭和女子大学 元社会人メンター

 


母の脆さ

「あのね、帰るときにRがね、ケンカしてAくんを怪我させちゃったんだって。」
と、先に下校した小6の娘が言う。

こういう話に慣れることはなく。
サーッと自分の血の気が引くのが分かる。

娘から事情を聞いていると、インターホンが鳴る。
出れば、同じ小学校の女の子達が3人。
学年が全員違うけれど、みんな知り合いの子達だ。

それぞれに報告をする。
息子は帰ってこない。
「今、先生が来て話をしているから。」とのこと。

「分かった。じゃあ、これから学校に行ってくるから大丈夫よ。
教えてくれてありがとう。」

そう言って、支度をして出て行く私。
動悸がするけれど。
またかと思いながら。
今度は、怪我をさせた?! させられた? 程度は?

あぁ、私は母親なんだと痛感する。
この子を育てながら。
息子の感情のコントロールの難しさに。
本人も、さぞ苦しかろうに。と。

学校の校庭で、担任の先生と息子の姿をみて。
ほっとしながらも、話を聞く。

息子を帰宅させて。
事情を聞きながら、涙が落ちる。
張り裂けそうになるのは、どうしてでしょう。
きっと、病み上がりで心が弱っていただけなのだろうけれど。

はぁ。無事ですか。
そうですか。

そうして、帰宅する私。
気丈で居られる母でありたいと思いながら。

 

 

前田カオリコ
コミュニケーション・コンサルタント
登録商標 魅話力(みわりょく)

1976年生まれ 新宿区在住
2児の母

株式会社リコラボ 代表取締役
新宿区発のママ*サークル「ブルーミング・マム」代表
1期・2期 新宿区子ども・子育て会議委員
2016/2017年度 新宿子育てメッセ 実行委員長
日本メンタルヘルス協会 研究修了カウンセラー
昭和女子大学 元社会人メンター

 


好きな人が沢山いること。

とても幸せなことだと感じている。
一緒に何か創り上げること。
一緒に居てくれるだけで。
そうだね、と話を聞いてくれるだけで。
私は、いつも。
皆に助けられて。
皆に生かされている。

今日も笑っていられたことに。
今日も涙を流すことに。
今日もおはようと言えることに。

毎日の日常と、毎日の刺激を貰いながら。
私は今日も。

年内に、一般社団法人を設立することになった。
一緒にやりたいと言ってくれる仲間が居て。
一緒に前を向く人達が側に居てくれて。
私の支えになってくれて。
そんな私も支えられる人で在りたくて。

「ここまで来るのに10年かかったよ。」と先輩方のセリフを思い出し。
私もわたしのペースでここまで来られた。

その時、10年?!と思ったけど。

私もブルーミング・マムの活動を開始して8年。
もうそんなに月日が流れているのね。と振り返る。

10年なんてあっという間。
過ぎてしまえば・・だけど。

今日もワクワクを胸に。

 

 

前田カオリコ
コミュニケーション・コンサルタント
登録商標 魅話力(みわりょく)

1976年生まれ 新宿区在住
2児の母

株式会社リコラボ 代表取締役
新宿区発のママ*サークル「ブルーミング・マム」代表
1期・2期 新宿区子ども・子育て会議委員
2016/2017年度 新宿子育てメッセ 実行委員長
日本メンタルヘルス協会 研究修了カウンセラー
昭和女子大学 元社会人メンター

 


身体の声を聞きながら

どうしようもなく、忙しくて。
どうしようもなく、時間が取れなかった。
どうしようもなく、そこに行きたくて。
どうしようもなく、そのことがしたかった。

ただ、自分の声に従って。
身体が悲鳴を上げていたことを直視せず。

原因だって分かってる。
分かっていたけれど、走り続ければなんとかなると思っていた。
そのうちに痛みが消えると思っていた。
そんな生活を2ヶ月。

もうギリギリだったような気がする。

駆け抜ける日々。
提案される数々。
抑止力が作用する。

私は眠らなければダメなのだ。
自分のリズムを崩せない。

それでも。
新しいことにはチャレンジしたい。
求められればYES! と言って全力で迎えたい。

そう。
そんなに特異なことをしているワケではないけれど。
めまぐるしく変化することを楽しみながら。
自分の出来ることを確認する日々。

 

位置確認をしながら。
まずは目の前の家族を。

娘の中学受験を控えて。
まるで受験生の母親のようだ。と嘆くと
「いやいや、そうでしょ!」とママ友に突っ込まれる。

だって。
わたしがこんなに母親みたいになるなんて。
我が子の心配をこんなにするようになるなんて。
自分本位で生きていたのに。

こんなにも違った自分に出逢えるなんて。

そして気付くのだ。
この子達も、そうやって成長していくことを。
そうであって欲しいと願いながら。

今日も
「いってきます。」と
「いってらっしゃい。」を。

そして、破顔の笑みを。
お腹から笑える毎日を。

 

 

前田カオリコ
コミュニケーション・コンサルタント
登録商標 魅話力(みわりょく)

1976年生まれ 新宿区在住
2児の母

株式会社リコラボ 代表取締役
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日本メンタルヘルス協会 研究修了カウンセラー
昭和女子大学 元社会人メンター

 


驚くことではないのだ(発達障害編)

2ヶ月後に息子(小3)と二人でサンフランシスコへ行くことにした。
ちょっとしたタイミングが重なり、これは!と思い立ったのだけれど。

おやおや、息子のパスポート期限が切れている。
更新しなくちゃ。と謄本を取りに行き、申請書に記入をした。

航空券の手配をするためにはパスポートがなくちゃね。と、
学校から帰った息子に声を掛ける。

「これからパスポートの更新に行くよー。」
「は?なんで?今から?行かない。」
「オレは命令されるのが大嫌いなんだ。」
「そういうのは土・日の休みの日にしてくれないかな。」

はいはい。
ママは驚きませんけどねー。

「じゃあさ、代理で提出するから、証明写真だけ撮りに行こうよ。」
「だから、無理。行かない。」

「ふーん。分かった。じゃあ、週末に行こうね。」
「だからさー、何度も同じこと言われるのもイヤなんだよね。」

そんなやり取り。

サンフランシスコも行けたらいいなーと思ったけど。
最終的に行けなくても仕方ないか。という心持ちで。
息子のために行こうと思っていたけれど。
それを無理矢理連れて行くことでもないかなと考え直したり。

こちらの都合では動かないらしい。
本人が納得するまで。

こうやって書いていると、どこもおかしなところはない。
ただ息子は、私の段取りに合わせなかっただけだ。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

「機嫌を損ねないように。」
私の子ども時代を思い出す。

「あなたはねー、本当に気難しかったわよ。
だって、『これお願いできる?』って言っても
すぐに『イヤだ。』って逆らってばっかりで。

ホント、何を言えば怒るのか分からないから大変だったわよー。と母。

そう。
息子は私に似ている。
「これ、やってくれない?」という母の依頼の言葉に。
「これ、やっておいてねー。」とお願いすればいいのに。
どうして、選択肢をわざわざ持たせてイエスと言わせるのだろう。
そういう回りくどさにイラッとした。

本来のコミュニケーションでは、この相談するような声掛けが有効だと言われている。
それでも。
やっぱりそれは受け手次第。
話し方とは、相手次第なのだとつくづく感じる。

私がコミュニケーションを仕事にするようになったのは、必然な気がする。
人は変わるし、成長するから。

息子の姿を見ながら。
私は今日も自分と向き合う作業に入るのだった。

 

 

前田カオリコ
コミュニケーション・コンサルタント
登録商標 魅話力(みわりょく)

1976年生まれ 新宿区在住
2児の母

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