赤ちゃんの頃は、あんなに激しく人見知りでママ以外の人を寄せ付けなかったのに。
今は、となりで夏休みの宿題としてお裁縫をしている。
子どもは変化する。人は成長する。
こんな子じゃなかったけど、今はこうだ。と成長を見ている。
見ていられるのに、見ないなんて勿体ないではないか。
その子の成長を喜び、見守る。
言葉にすると容易い(たやすい)ことのように響くけれど、ちっともそんなことはなく。
机上の理論や学びをしてきているからこそ、その難しさも同時に痛感するし、自分の未熟さを突きつけられるのだが。
それでも、となりで娘の好きなお裁縫(この娘はモノ作りが好きらしい)に付き合いながら、好きなことに真剣な眼差しを見守る。(私は、苦手なので)
同じクリエイティブなことでも、私はイメージ型。
娘は実際に生み出す手を持つのだろう。
(まるでティンカーベル♫ はい、親バカです 笑)
私は、子どもを産んで視野が広がった。
私の場合は、そうだった。
生まれて39年が過ぎ、子(人)を産んでから9年が過ぎた。
豊かさとは何でしょう。
心の豊かさと、それに見合う収入と、生き甲斐と。
バランスを取りながら、上を向いたスパイラルを描いて。
夏休みの本番はこれから。
ゆっくり、我が子達と向き合っていきたいと思う。
前田カオリコ