今年は三連休が続くような気がするけれど。
我が家の場合は、実家に帰省したり(私抜きで)それぞれの予定で
のんびり過ごしたりしています。
そんな平成最後の年ですが。
相変わらず、我が子たちとの日常が愉しいので綴っておこうと思います。
小4の息子は。
この夏、猛烈に反抗期でした。
猛烈・・・というと語弊があるかもしれませんが、どことなく機嫌が悪くて。
いちいち反抗的な口の利き方で。
こちらもどうしたものかと考えあぐねていたのですが。
反抗期に、親として我が子に反抗的になるのもどうかと思いとどまり。
静観しながら対応していました。(こちらも耐性が強化されました)
何があったのかわかりませんが。
夏休みが明けて1ヶ月が過ぎようとしていますが。
彼は穏やかになり。
自分のスケジュールを立てながら。
きっと、自分の肯定感や自尊感情が育まれてきのでしょう。
富士山の9.5合目まで登り。
自分はできるのだという感覚。
(そこまで登ったなら頂上まで行けばいいのに。と思うのはこちらの都合で。
本人は頂上が見えた時点で相当満足して下山してきたとのこと。
ここも賛否が分かれるところだと思いますが、結果的に良しかな)
漢字練習の量がクラスでトップ。
ということにも。
小学生くらいだと、勉強ができるとか、運動ができるとか。
何か秀でるものがあると一目置かれるようになるけれど。
(まぁ、大人社会もそうですが)
そういうことも影響してか。
周りのお友達の反応も違ってきているのかな。
あとは4年生ということもあり。
上級生からからかわれたり、かまわれたりすることも減ったのでしょう。
一番は、本人が冷静に自分のことを見ていることなのかなと思ったりして。
二人目の子なのと、世話がやけるというイメージがありましたが。
そうだよね。
小学校4年生だもんね。
と、思い直します。
私の言葉の選び方も。
子供達に指摘される有り様で。
ママさー。もう私達小さな子どもじゃないんだから。
「ワンワンがいたわよ。」とか、もうやめてよね。(これは中一の娘)
・・・はい、すみません。
そんなやりとりで。
くどいようですが。
息子が小1の時なんて。
鉛筆が歯型でいっぱいで。
漢字なんてロクに書けなくて。
書いてある字だって読めなくて。
癇癪もひどくて。
泣きすぎて虐待の疑いで通報されて、警察官が来たり。
旅行先で外出できなかったり、行方不明になりそうになり。
繊細で、学校に行けなかったりして。
発達障害の疑いを持ち。
新宿区の「まなびの教室」を1年生の後半から週に1回の授業を受けて。
それからずっと。3年半。
無理強いをせず。
彼のペースを守りながら。
とは言っても。
私は息子の母親で。
非常に私に似ているだけあって(私もADHDだろうし)。
曲げられないことは是が非でも守り。
母親としての信念を貫きながら。
どうなりたいのかと言われたら。
やっぱり笑顔で。
声を立てて笑える日々を過ごしたいと思うからこそ。
自立して。
自己判断ができるようになって。
ママがそばにいなくても大丈夫になるように。
ひとつひとつ。
できることを増やしていこうね。
そうしたら。
今朝はお布団を畳んで。
押入れに入れていました。
とても些細なことかもしれないけれど。
私に言われない方が。
自分でやるのね。と。
こっそり見ていて。
ほっこりと胸が熱くなり。
嬉しくて抱きしめたくなり。
そっと後でぎゅーっとしておきました。
そうそう。
そうやって、自分で大きくなったと思っていても。
ママはそっと見ているからね。
母親をやるということは。
とても大変だけれど。
きっとそれだけで。
とても幸せな贈り物。
そのうち、自分の世界がもっと広がって。
こうして過ごせる時間が減るのだから。
側で見ていられるうちは。よーく見ながら。
見ないふりをしながら。
見なくてもいいことは見ないようにして。
そんないい塩梅加減を考えて。
今日は何をしようかしら。
娘1年生・息子年長さんの頃(5年前)
過ぎてしまえばあっという間。を実感。
前田カオリコ
コミュニケーション・コンサルタント
登録商標 魅話力(みわりょく)
1976年生まれ 新宿区在住
2児の母
一般社団法人ブルーミング・マム 代表理事
株式会社リコラボ 代表取締役
1期・2期 新宿区子ども・子育て会議委員
2016/2017年度 新宿子育てメッセ 実行委員長
日本メンタルヘルス協会 研究修了カウンセラー
昭和女子大学 元社会人メンター