素直なこころ。
それは、相手にとって都合のいい話。
自分の言うことを素直に聞いてくれる。
それは、相手にとって気持ちのいいことだろう。
そのまますんなりと「はい。」と返事をされること。
正直な私は、
言われたことに納得できないと、
素直に「わからない。」と反応していた。
それが、素直な定義だったから。
これ程までに素直で分かりやすい人はいないと思っていた。
それなのに、多くの人が手を焼いていた。
それは、自分の思い通りにならないから。
彼らが私を扱いづらいと感じるのは、私が私の意思表示をするからだと思う。
そして、その意思表示の何がイケナイのかと思うのだった。
自分の意思を伝えて、イヤなものはイヤだと言うことを。
好きなものを好きと言うことを。
息子を見ていて思う。
使役されることがイヤなのだ。
私は子供のまま育ったのか。
社会に不適合のまま成長したのか。
不適合だとしても、不自由ではない。
私は私の生き方を摸索しながら、自分らしい生き方を見出していた。
それでいい。
迎合して、自分を失ってしまうくらいなら。
我が子を見て思う。
それでいいと。
自分らしく生きる時間を。
40年間を振り返る。
まもなく、私の節目を迎えるのだった。
前田カオリコ
コミュニケーション・コンサルタント
登録商標 魅話力
1976年生まれ 新宿区在住
2児の母
株式会社リコラボ 代表取締役
新宿区発のママ*サークル「ブルーミング・マム」代表
元新宿区子ども・子育て会議委員
2016/2017年度 新宿子育てメッセ 実行委員長
日本メンタルヘルス協会 研究修了カウンセラー