中学受験をやめた話(息子:小5)

中学受験を志したものの。

猛烈なストレスで日々イライラしていた1学期。

毎回、塾をやめたいと言い続け。
暴力的になり、反抗的になり、何のための受験なのかを考えて考えて。
言い合いになり。
「あなたが受験したいって言い出したんでしょう。言葉に責任を持ちなさい。」だとか、「先生がムカつくんだから無理に決まってるだろ。」とか。
様々なやりとりを重ねた結果。
小5の一学期で退塾した。
やめるまでのストレスはお互いにあったと思う。
親は期待する。
できないわけではないのに。塾の先生からももったいないと言われたり。

散々悩み、散々相談したけれど。
夏休みを終えて、二学期が始まり。
息子の穏やかさは戻り、会話も増えた。

人生は長い。
しかし、いまのうちにしておいた方がいいということは、大人の経験則で伝えたい。
そういう葛藤の末。

息子のユニークな発想や。
こう書いたら正解だと思うけれど。
と前置きして、自分の意見を書くことや、面白いと思うことを優先することに。
どの選択が良くて、どの選択が間違っているのかなんて分からないけれど。
この子には、それでよかったと思える選択をしたと思っている。


こちらは、今日(9月6日)リビングに落ちていたもの。
えっと、母の日は5月ですが・・・。と思いながら。
開いてみると。
ーーーーーー
「飯を作ってくれてありがとう
それ以外 家事はなにをやっているかな
ふろそうじ(風呂掃除)は父だし
まーありがと
(仕事はかさんしない)
ーーーー
という。
とても楽しいメッセージカードだった。
今、彼に必要なのは。
充分に甘えられること。
充分に自分のことを理解してくれる大人がいること。そこが満たされたら。
自分のやりたいことを見つけて。
そこに向かって進むだろうと信じて。

前田カオリコ
フリーアナウンサー
コミュニケーション・コンサルタント
登録商標 魅話力(みわりょく)

新宿区在住
2児の母

一般社団法人ブルーミング・マム 代表理事
株式会社リコラボ 代表取締役
1期・2期 新宿区子ども・子育て会議委員
2016/2017年度 新宿子育てメッセ 実行委員長

高校時代にロータリークラブの青少年交換留学生として1年間アメリカ・ミネソタ州に留学。
ヨーロッパ・アメリカ・カナダ・アジア各国の学生との交流により価値観の多様性に触れる。
子連れホームスティ・三世代ホームスティなどを経験。
「自分が大好きになる子育て」をテーマに子育てに関する講師としても活動。

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