ママ支援活動を続ける理由として。

八王子支部が立ち上げから1周年を迎えた。
今日は、その月に一度の交流会。
四苦八苦しながら続けて来てくれたことに。
本当にありがたいと感謝の気持ちを伝えに駆けつけて。

どうして始めたのか。
どんな意味があるのか。
いつも伝えていることを。

初めて会うママに話す時。
当時のことを思い出す。

そして、私にとっては12年前くらい前の話だとしても。
振り返る度に、あの時期を思い出す。

母になったことの責任を。
試行錯誤しながら助けを求められなかったこと。
大丈夫?と一言でいいから声をかけて欲しかったこと。

子を産んだことで、
自分のアイデンティティが吹っ飛んでしまったような感覚に陥ったこと。

こんなに身を捧げて育児をしているのに。
当たり前のように自分の存在が見えないような感覚に。
赤ちゃんの可愛い部分だけを見られているようで。
どれほど泣かれているのか、寝かしつけの格闘の部分は理解されていなくて。

ママの発信基地として。
「ママ解放区」のプロジェクトを立ち上げて。
想いを見える形にして。
言葉や視覚で伝えることをしながら。

第一子を産んだ時。
我が子との接し方に苦しんだ。

出産することで。
自分の人生をなぞる。

否応無しに振り返りながら。
自分の根本的な部分と向き合ったりして。

生きて来て。
ただただ幸せに過ごせることなど、あるだろうか。
成長する過程で。
傷つき、悲しみ、苦しむことを経験することで。
それぞれの価値観の中で。
自立していくということ。

ママコミュニティの発信をしているけれど。
仮にそれが、上澄みの部分しか救えてないのではないかというのだとしたら。
せめて上澄みの部分だけでも、掬(すく)うことができるのならば。

私はこれからも発信していくだろうし、続けていくことだろう。
またそれが、私のミッションであり。
ずっと続けていくことで。
その周りにいる人のコミュニケーションの潤滑油になるならば。
寄り添いながら、見守りながら。
大丈夫。という居場所を作っていきたい。

前田カオリコ
コミュニケーション・コンサルタント
登録商標 魅話力(みわりょく)

1976年生まれ 新宿区在住
2児の母

一般社団法人ブルーミング・マム 代表理事
株式会社リコラボ 代表取締役
1期・2期 新宿区子ども・子育て会議委員
2016/2017年度 新宿子育てメッセ 実行委員長
日本メンタルヘルス協会 研究修了カウンセラー
昭和女子大学 元社会人メンター

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