約束をする。予定を入れる。スケジュールを管理する。
様々な状況下に於いて、予定を組むことがあるだろう。
その予定を無断で破るというのは言語道断。
YES. の意思を相手の伝えてからの「やっぱり行けません。」「やっぱりダメでした。」という人が存在する。
そのことに対して、何のためらいもなく出来るのはなぜだ?という根本的な疑問について
今日は書いてみようと思う。
実は最近、立て続けに以下のようなことが起こった。
例1:○月△日のイベント、参加します。
▶︎直前になって「やっぱり都合が悪くなって行けません。スミマセン。」
例2:この日、会いたいです。お願いします。
▶︎「(理由を告げず)再調整できますか?」
例3:約束の場所(現場・イベント)に現れない。
▶︎ありえない。
例4:是非、来てください!
▶︎当日になり「来なくて良くなりました。」(意味不明)
このことを重ねると、その人はとても大切なものを失うことを想像出来ないのだろうか。
「その人が来る」ということによって、周りの人がそこに対してのアクションが生まれる。
「来る」ことを前提にスケジュールが組まれることに対して、いともあっさりと「やっぱり行けない」という態度を取られることが、非常に残念である。
来られないのは仕方ない。と受け止めるが、
そのことによってその人に対する信頼はゆらぐ。
不信にすらつながるその行為を重ねれば重ねる程、その人に対しての評価が下がる。
重要なことを任せられなくなり、来ても来なくてもプロジェクトが回るようなポジションにしか扱われなくなる可能性が高くなる。
約束を破るという行為は、その相手を尊重していないことを暗に伝えており、
簡単に人との約束を破る人は、自分との約束も守れないとみなされる。
自分がそうされたら、どう感じるのだろう。
ドタキャンが当たり前だから、相手にする。
ということは、自分もその程度の扱いでいいと思っているのだろう。
そのような自分を大切にしていない人と、一緒に何かしようと思うだろうか。
簡単に「行く」と言うのではなく、予定が見えないのであれば「行けるようになったら連絡します。」という選択肢もある。
もともと、行きたくない誘いを、断りづらいからと
その場では「行く」と伝えてながらも、後から「やっぱり都合が悪くなって。」というのは、相手に対して甚だ失礼を通り越して迷惑。
行けない・行きたくないなら「行かない。」の意思表示すればよい。
「お誘い嬉しいのですが、あまり興味がないのでやめておきます。」
「都合が悪いので(スケジュールが空いていても)行けない。」
とキッパリ言うことで、自分自身もスッキリするのではないだろうか。
本当に行けなくなった場合は、その時点で速やかに相手に連絡する。または、相談する。
また、行けない理由を分かり易く伝える。誠意を持って伝える。
結果、その人は信用に足る人物になる。
自分は、どういう存在でいたいのか。
想像力を巡らして欲しい。
ひとつひとつ解説したいところだが、今回はこれにて。
今回もワタクシの戯言にお付き合いいただき、ありがとうございました。
前田カオリコ
エッセイスト・話し方プロデューサー
1976年生まれ 新宿区在住
2児の母
新宿区発のママ*サークル「ブルーミング・マム」代表
新宿区子ども・子育て会議委員
2016年度 新宿子育てメッセ 実行委員長
昭和女子大学 社会人メンター
小学校英語指導者資格