ママサークルの代表をしている。
このサークル運営は、ボランティアといっていいと思う。
ママ支援という大義のような名分があるけれど、ただ本当にやりたいと思って始めて 現在がある。
個人で初めて5年、サークルにして丸2年。
団体にすることで、その先に何があるのか。
どういう組織にしたいのか。
個人で活動している時には、及ばなかった思考が
団体にし、他の人達の助けを得て初めて気付く。
みんなに動いてくれた分の対価を支払いたい。と。
ボランティアをするには、まだそれぞれに余裕がなさすぎる。
時間も、お金も、知識も、経験も。
だからこそ、小額でもいいから謝礼を渡したいと思うのは自然なこと。
そう打ち明けると、どの団体も同じ様な課題がある傾向。
・運営費を捻出するために、団体を大きくして集客するのか。
・企業・個人から支援(寄付)を募るのか。
・助成金を求めて組織を編成していくのか。
・法人化した方がいいのか。
色々な選択肢がある。 そして、迷う。
今、何をしたいのか。どうしていたいのか。
2年目は、そのことをずっと考えてきたように思う。
企画する側も、参加する側も笑顔でいられるにはどうすればいいのだろうか、と。
サークルを大きく見せることでもなく、やっている活動に無理をすることでもなく、これは私のライフワークだ。
ゆっくりやろう。
10年先も、新米ママ達の笑顔を守れるように。子ども達の笑顔を見られるように。
人気商売ではないのだ。
原点回帰。
社会に根付くコミュニティを増やしたい。
そして、その礎(いしずえ)を作っている。
それでいいではないか。
何かのターニングポイントは、必要な時にやってくるだろう。
ブルーミング・マムをスタートしたキッカケが、
我が子の笑顔が見たくて、成長する姿をそばで見ていたかったから。
だからこそ、今の私の生き方があるのだから。
前田カオリコ
エッセイスト・話し方プロデューサー
1976年生まれ 新宿区在住
2児の母
新宿区発のママ*サークル「ブルーミング・マム」代表
新宿区子ども・子育て会議委員
2016年度 新宿子育てメッセ 実行委員長
昭和女子大学 社会人メンター
小学校英語指導者資格