たわごと 一覧

息子の成長と私のうっかり

小4の息子。
塾のテストの時間を間違えて教えてしまった私。
自宅から自転車で5分程の距離にある塾なので、
見送ったと思ったら、10分後に帰宅。
10時からのテストなので、15分前に家を出た。

私:「あれ、おかえり。」
息子:「ママ、誰もいなかったよ。」
私:「え?!ごめん。ママ間違えてた?」
息子:「本当は何時なの?」
私:「もしかしたら、12時だったかも。」
息子:「わかった。じゃ、行ってくる。」
私:「どこ行くの?」
息子:「児童館。」

そのやりとりに。
私を責めることなく。
しかたねーな。という雰囲気で。
遊びに行ってしまった。

多分。
少し前の息子だったら。
「もうテスト受けに行かない!」と言い出していたかもしれない。
私は、そう言うのかと身構えていた。
自分の失態に。
大きく反省をしながら。
息子が私を責めるわけでもなく。
その事実を受け止めて。

11時過ぎに児童館から帰宅して。
早めの昼食を食べ。
再び、塾にテストを受けに行った。

何気ないことだろうけれど。
成績よりもまず、このことが嬉しかった。
息子の成長を感じ。

今も目の前で宿題をしている。
当たり前のことなんてなくて。
穏やかに自発的に行動する姿を見ることで。

何気ない日常から、幸せを感じるのだった。

 

前田カオリコ
フリーアナウンサー
コミュニケーション・コンサルタント
登録商標 魅話力(みわりょく)

1976年生まれ 新宿区在住
2児の母

一般社団法人ブルーミング・マム 代表理事
株式会社リコラボ 代表取締役
1期・2期 新宿区子ども・子育て会議委員
2016/2017年度 新宿子育てメッセ 実行委員長

高校時代にロータリークラブの青少年交換留学生として1年間アメリカ・ミネソタ州に留学。
ヨーロッパ・アメリカ・カナダ・アジア各国の学生との交流により価値観の多様性に触れる。
子連れホームスティ・三世代ホームスティなどを経験。
「自分が大好きになる子育て」をテーマに子育てに関する講師としても活動。


ひっそりと回復する時間

時々無性に活字に飢える。
日々のあらゆることに向き合いながら、
自分と向き合う時間をおろそかにしていたことを思い出す。

旅先で一冊の本と出逢った。
原田マハ著「さいはての彼女」

彼女の名前は何度も目にしていたけれど。
どうにも最近は横着者になっていて、
読んだことのない作家の本を手にすることをしなかった。
完全に惰性だった。

私は彼女の本に没頭し、自己投影する作業で自分を浄化した。
旅から戻ってすぐに、図書館で予約をして借りた数冊の本。
それを媒体に、私は自分が涙を流すことを許した。
ぐずぐずになりながら、翌朝は目が腫れるくらいに泣いたのは久しぶりで。
鏡に映る自分のやぼったい顔とは裏腹に、すっきりとした私がいた。

ストレスは涙で浄化するのだから。
抱えているものを洗い流すには、きっかけが必要だった。
映画がその役割を果たしてくれることもあれば、活字がそうであることが多い。

抱えているものを手放す。
身体に蓄積されたものを解放させる。

その手段を忘れてしまうと。
いつしか余裕がなくなり。
人にも自分にも優しくなれなくなってしまう。

アナログの時間を忘れないようにしながら。
デジタルネイティブの世代は。
どうやってバランスを取っているのだろうか。
ふとそんなことが気になって。

明日、娘に聞いてみようと心に留める。
中学生になった我が子との会話は、
母としての別の喜びや愉しさをもたらしている。

親としてできることを。
たっぷりの愛情を注ぐことを。
笑い声のある家族でいられるように。

私は自分でバランスを取ることで、
再び自然体でいられることに感謝する。

 

 

前田カオリコ
フリーアナウンサー
コミュニケーション・コンサルタント
登録商標 魅話力(みわりょく)

1976年生まれ 新宿区在住
2児の母

一般社団法人ブルーミング・マム 代表理事
株式会社リコラボ 代表取締役
1期・2期 新宿区子ども・子育て会議委員
2016/2017年度 新宿子育てメッセ 実行委員長

高校時代にロータリークラブの青少年交換留学生として1年間アメリカ・ミネソタ州に留学。
ヨーロッパ・アメリカ・カナダ・アジア各国の学生との交流により価値観の多様性に触れる。
子連れホームスティ・三世代ホームスティなどを経験。
「自分が大好きになる子育て」をテーマに子育てに関する講師としても活動。


発達障害の二次障害のハナシ

都内の小学校で指導員として働いている友人と話をしていた時だった。
先日、まなびの教室で参観日だった際、担当の先生に伝えてもらったことを彼女に話した時のこと。

私:「R(息子・小4)は扱い易いタイプみたいでね。ちゃんと理解して褒めてあげると
そのまま受け取って、素直に行動するみたいなんだよね。」

友人:「それは、カオリコさんの家庭での接し方がよかったからでしょ。ひねくれちゃっている子も結構多いから。」

私:「え?どういうこと?」

友人「だって、あれもしちゃダメ。落ち着いてなくちゃダメ。っていつも怒られてばかりいたら自己肯定感が下がるでしょう。そういうのを発達障害の二次障害っていうの。小学生になったばかりの子でも多いのよ。」

私:「!!!」

なんと切ない話だろう。
そんな幼い時から、褒められても自己肯定感が低いことによって素直に受け取れないだなんて。
すごいじゃーん。と言ってその子がすくすくと育つのなら、いくらでも言うけれど・・。
そんなことを思っていたら、
息子が低学年の頃に通っていたある塾を1年ほどして辞めた理由を話してくれた。
そこの塾は、褒めることで自己肯定感や、やる気を引き出すことが特徴だったので
学習習慣がついたらいいなということで通塾させていたのだけれど。

「だってさ、心がこもってないのに褒められたって嬉しくないだろ。
ウソっぽいからオレは嫌だったんだよ。」

ふむ。さすがにそういうのも見抜くのね。
大げさに褒めてもらえばいいという子供騙しは通用しないか。
やはり子どもだからこその鋭さに。
誤魔化しは利かないものだと肝に命じて。

我が子たちとの会話に、
いつも個性の違いを愉しませてもらっている。

 

前田カオリコ
フリーアナウンサー
コミュニケーション・コンサルタント
登録商標 魅話力(みわりょく)

1976年生まれ 新宿区在住
2児の母

一般社団法人ブルーミング・マム 代表理事
株式会社リコラボ 代表取締役
1期・2期 新宿区子ども・子育て会議委員
2016/2017年度 新宿子育てメッセ 実行委員長

高校時代にロータリークラブの青少年交換留学生として1年間アメリカ・ミネソタ州に留学。
ヨーロッパ・アメリカ・カナダ・アジア各国の学生との交流により価値観の多様性に触れる。
子連れホームスティ・三世代ホームスティなどを経験。
「自分が大好きになる子育て」をテーマに子育てに関する講師としても活動。


広がりを感じながら。

元来、群れるのが苦手なタイプで。
個人事業主としてマイペースでできればいいなと思っていたし。
そもそも、人に頼るのが苦手だった。
誰かにお願いしたり、自分のためにしてもらうということに抵抗を感じていて。
どれもこれも。自分で抱え込む。

オーバーワークになると楽しくなくなってしまうので。
ひっそりと。自分のしたいようにしていた。
英語教室(親子・幼児・児童・大人)を主宰していたときも。
いつも自分のペース。

一人で始めたブルーミング・マム。
サークルにして。
法人化して。
仲間が増えて。
同じ方向を向きながら。
一人だけではできなかったことを。
一緒になってやってくれて。

委ねながら。
任せることができることに。
あぁ。
なんてありがたいことだろうと。
日々、感謝の祈りをしたい。(していないのか?!)

組織のリーダーとして求められていることは、なんなのだろうかとか。
私の役割はなんだろうと考えながら。
そういう自覚が日に日に強くなり。
立場は人を創り、仕事は人を成長させる。

生き甲斐とか、やりがいとか。
日々の生活とか。収入やバランスとか。

子どもとの時間を大切にしながら。
もう少し、ゆっくりペースで。

笑い声のある人生を。
Laughing with you.

 

 

前田カオリコ
フリーアナウンサー
コミュニケーション・コンサルタント
登録商標 魅話力(みわりょく)

1976年生まれ 新宿区在住
2児の母

一般社団法人ブルーミング・マム 代表理事
株式会社リコラボ 代表取締役
1期・2期 新宿区子ども・子育て会議委員
2016/2017年度 新宿子育てメッセ 実行委員長

高校時代にロータリークラブの青少年交換留学生として1年間アメリカ・ミネソタ州に留学。
ヨーロッパ・アメリカ・カナダ・アジア各国の学生との交流により価値観の多様性に触れる。
子連れホームスティ・三世代ホームスティなどを経験。
「自分が大好きになる子育て」をテーマに子育てに関する講師としても活動。

 


イベント名の意味:ママ解放区Mixture

ずっと主催するイベントはやらないと決めていた。
ママ団体にして5年。
細く長く続けていくことだけを考えていた。
月一回の交流会が私たちの軸で。
休むことなく、ずっと継続している。

そんな中で。
ママ解放区プロジェクトが発足した。
去年の夏。
新宿区の落合にあるスワンベーカリーさん(パン屋)で初めて自主開催をして。
来場者が100名程度のイベントで。
それでも、達成感があった。

それから半年後には。
住宅展示場でのイベントを任せてもらって。
その何倍もの規模感になったけれど。

当初からイベント名を「ママ解放区Mixture 」としたのは。
フェスタでもなく、パーティでもなく、ママでもママじゃなくても。
ミックスして。みんなで遊びに来てね。という願いがあった。
ぐるぐると混ざって。化学反応が起きる。
誰かと誰かが出会い、繋がり、笑顔になりますように。

そんな想いを込めて。
そこにいる人と。地域の人と。周りにいる人を巻き込んで。

多様性だとか、サスティナビリティ(持続可能性)だとか。
時代に合わせていたつもりではないけれど。

負荷が偏ることなく。
受け入れ、受け入れられて。
そんな社会になりますように。

イベント名に込めた願いは。
そんな意味があるのです。

 

前田カオリコ
コミュニケーション・コンサルタント
登録商標 魅話力(みわりょく)

1976年生まれ 新宿区在住
2児の母

一般社団法人ブルーミング・マム 代表理事
株式会社リコラボ 代表取締役
1期・2期 新宿区子ども・子育て会議委員
2016/2017年度 新宿子育てメッセ 実行委員長

高校時代にロータリークラブの青少年交換留学生として1年間アメリカ・ミネソタ州に留学。
ヨーロッパ・アメリカ・カナダ・アジア各国の学生との交流により価値観の多様性に触れる。
子連れホームスティ・三世代ホームスティなどを経験。
「自分が大好きになる子育て」をテーマに子育てに関する講師としても活動。


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