創刊への想い

この度、新宿区発のフリーペーパー「Blooming Mom」を創刊する運びとなりましたことを、改めてご報告させていただきます。

これまで新宿を拠点に母親支援活動を9年間継続してきた中で、ずっと想いは変わらずにいます。母親になった時の生活リズム・環境・親としての立場など、あらゆるものの視点の位置が変わりました。

多様性のある生き方があっていい。私らしさを模索しながら、在りたい自分とのギャップに苦しんだ時期を経験して以来、国籍も年齢も出生地も違う人たちの中で。
他の家庭と比べることの無意味さを痛感し、自分らしいライフスタイルを、母親になったからこそ、覚悟と責任を持って我が子と向き合えたらいいのに。ということを考えてきました。

新宿が好きで移り住んで11年になります。
ブルーミング・マムの活動や考え方が、アナログの誌面という形でママたちに届けられたらいいのに。そう思ったのが創刊のきっかけです。
毎月開催している「ママ解放区」ツキイチ*交流会では、実際に会って話すことが一番の目的。
同じ空間で、自分を主語にして話す。ただ、それだけのこと。しかし、そのことが、今のネット社会では難しくなってきているのではないでしょうか。
SNSの発信に振り回されたり、落ち込んだり。「大丈夫。」と体温が伝わる距離で話せることが大事です。

今回のフリーペーパーは、原点回帰のように。
手にとって、誌面を1ページずつめくりながら、そこから発する想いを感じ取ってもらえたら。
8ページという薄いものですが、だからこそ、隅々まで読んで欲しい。
そんな願いを込めて、企画・編集をさせていたきました。

いつも、やりたい!という思いばかりが先行して、今回も素人がまたこんなことに手を出して・・と形になるまでは、本当に大変でした。自分でやると言い出したのですから、後にも引けません。
こうして完成したことで、多くの方々に手伝っていただき、完成したこのフリーペーパーを、一人でも多くの方に読んでいただけたら、そんな嬉しいことはありません。

そして、実感するのは。
「やってみたい。」というその想いで、人は動き、形にするのだということ。
今、何かにチャレンジしたいと思って躊躇している方がいるのであれば。
そのタイミングを見計らいながらも、まずはやってみる。というアクションになるきっかけになることを願いながら、ご報告とさせていただきたいと思います。

次号の発行は、来年の今頃になるか、もしくはもう少し早めになるかも知れません。
遅くとも、11回目の新宿子育てメッセの開催に合わせて発行させていただく予定です。

また、各支部の地域でも八王子版・長野版などを検討していますので、もし誌面作り等に興味がある方がいましたら、ご連絡をお待ちしています。

 

最後になりますが、お願いがあります。
実は、私たちの活動はボランティアで成り立っています。
運営に関して、広告や寄付などでお力添えいただける企業様・個人の皆様がいらっしゃいましたら、ご連絡くださいますようお願いいたします。

発信すること・継続することの大変さを痛感しながらも、母親の笑顔が子どもの笑顔を守り、社会の笑顔につながることを信じて。
これからも、活動を行なっていたいと考えております。

引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

 

一般社団法人 ブルーミング・マム
代表理事 前田カオリコ

 


「どうして?」の問いの先に。

我が子たちとの会話。
本音を聴けることの安心感に。

「あの先生、嫌いなんだよね。」と息子(小5)が突然言い出した。
「あら、どうして?」と尋ねる。
「だってさ、上から目線で、違うことだって正しいと思って言うんだよ。」
そんなような理由を、ワタシに教えてくれた。

「へー、そうなの。」とだけ返事をすると。
ひとしきり、自分の感情を言葉にして。ママに話したことで。
きっと、その感情の増幅はないだろうなという目論見だった。

そういう感情はね。
生きていくうちに、何度も抱くことになるかもしれないから。
その耐性を身につけることや、正義だけが全てでないことを知っておいて欲しくて。

何かが気に入らないからと言って。
同じことを相手や別の人にするのではなんの解決にもならない。

そして。
どういうシュチュエーションで織り成されているのかわからないから。
ワタシは無責任に、その人の言動を責めるような言葉を使わない。

大切にしていることは。
そういう感情を抱いたということの、息子の素直な気持ちを聴くことだった。
誰にも言えない感情は。
事実以上に増幅していくことが往往にしてある。

小出しに。
負の感情を聴くことで。
彼は落ち着きを取り戻し。
聴いてくれたことへの安心感と、そういう自分の感情を言葉にしてアウトプットする。

そんな風に思っちゃダメよ。
もし、そう言ったら。
叱られると思って。
話すことすらしてくれなくなってしまう前に。

前田カオリコ
フリーアナウンサー
コミュニケーション・コンサルタント
登録商標 魅話力(みわりょく)

1976年5月21日生まれ 新宿区在住
2児の母

一般社団法人ブルーミング・マム 代表理事
株式会社リコラボ 代表取締役
1期・2期 新宿区子ども・子育て会議委員
2016/2017年度 新宿子育てメッセ 実行委員長

高校時代にロータリークラブの青少年交換留学生として1年間アメリカ・ミネソタ州に留学。
ヨーロッパ・アメリカ・カナダ・アジア各国の学生との交流により価値観の多様性に触れる。
子連れホームスティ・三世代ホームスティなどを経験。
「自分が大好きになる子育て」をテーマに子育てに関する講師としても活動。


玄関での見送りの習慣に。

「もうさー、急いでいるのにママを待つようになっちゃったじゃん。」と、中2の娘が言い出した。
「どうしたの?」
「だって、いつもママが玄関で見送るようにしているから、急いでいるのに先に行けなくなっちゃってるから。」と言う。

しめしめ。
そうよ。ママはね、おまじないを掛けているのよ。
なんて言ったところで。
「キモっ」と言って、出て行ってしまうだろうから。

それでいいのよ。
毎日のことだからね。
ママは見送る係をしているけれど。

お互い様。
行ってきますと行ってらっしゃい。
まだまだ続くのよ。

 

前田カオリコ
フリーアナウンサー
コミュニケーション・コンサルタント
登録商標 魅話力(みわりょく)

1976年生まれ 新宿区在住
2児の母

一般社団法人ブルーミング・マム 代表理事
株式会社リコラボ 代表取締役
1期・2期 新宿区子ども・子育て会議委員
2016/2017年度 新宿子育てメッセ 実行委員長

高校時代にロータリークラブの青少年交換留学生として1年間アメリカ・ミネソタ州に留学。
ヨーロッパ・アメリカ・カナダ・アジア各国の学生との交流により価値観の多様性に触れる。
子連れホームスティ・三世代ホームスティなどを経験。
「自分が大好きになる子育て」をテーマに子育てに関する講師としても活動。


自分が何者かなんて、どうでもいい話

ママは何をやってるのかわからない。と娘に言われるが。
ママは楽しく生きている人なのよ。と答えても。
イマイチ、腑に落ちない表情をして。
それでも、そういう人だという認識はしているようだった。

私は、その人にとって必要なものを提供できればいいと考えている。
人にはそれぞれ価値基準があって。
私の基準は「感性」が一番に上がった。
「お金」が一番の人もいるし、「自己肯定」が真っ先にくる人もいるだろう。

価値観などひとぞれぞれで。
押し付けたり、押し付けられたりするものではない。

コミュニケーション・コンサルタント。
そう名乗ることが。しっくり来ることもあれば。
フリーアナウンサーとしての自分がいて。
コミュニティ作りをしながら。
母親支援活動をしている。

結局、どれもこれも。
行き着く先には、どうしたいのかというと。

それぞれが、自分らしく生きることができるようになればいいのに。
そういう社会になって欲しいという願いからだった。

生きづらさや、健やかに育まれるはずの子どもや親が。
「わたし」を通して、何か気づいたり、変化するのであったら。
遠隔でも、直接でも。

笑顔でいる人たちを眺めるのが好きで。
そこにいるエネルギーに満ち溢れることで。
幸せの波及や波紋が広がることに。

ネガティブもポジティブも。
両方持ち合わせていることを受け止めて。

ただ、必要な人に必要なメッセージが届くのであれば。
何者でも構わない。

正体なんて。
わたしは私でいるだけで。
本当は何者だなんて、どうでもいい話。
どれもこれも、自分だということを。
カテゴリ分けをした時に、その位置で役割を全うするだけなのだから。

そんなタワゴトを、今日も。

 

前田カオリコ
フリーアナウンサー
コミュニケーション・コンサルタント
登録商標 魅話力(みわりょく)

1976年5月21日生まれ 新宿区在住
2児の母

一般社団法人ブルーミング・マム 代表理事
株式会社リコラボ 代表取締役
1期・2期 新宿区子ども・子育て会議委員
2016/2017年度 新宿子育てメッセ 実行委員長

高校時代にロータリークラブの青少年交換留学生として1年間アメリカ・ミネソタ州に留学。
ヨーロッパ・アメリカ・カナダ・アジア各国の学生との交流により価値観の多様性に触れる。
子連れホームスティ・三世代ホームスティなどを経験。
「自分が大好きになる子育て」をテーマに子育てに関する講師としても活動。


フリーペーパーの創刊

相互コミュニケーションについて考える。
私のたわごとは内省することが多く、ここのブログはタイトル通り「たわごと徒然草」。

それでも、読み手がいることを意識しながらも。
書くことで考えをまとめていくという手法なので、今宵もお付き合いいただけると嬉しいです。

さて、この度フリーペーパーを創刊しました。

そう。だいたい見切り発車というか、やりたい!というだけでやってしまうというワタクシですが。
今回もイメージが固まったので、やる!そして、出来る!という妙な自信だけはいつも持ち合わせているので、我ながら困ったものだと思っております。

そんな中。
新宿ママ情報誌というカテゴリで、私はどうしても発信したかった。
多様性のあるライフスタイルを、押し付けるのではなく「こういう生き方もあるよね。」
ということを伝えたかった。

母親になってから「本当は、もっとこうしたかった。」という気持ちを封印したり、我慢するのではなく。
今すぐにできなくても。5年後、10年後に叶えるイメージを持つことで。
今の大変さが永遠に続くのではないということや、自分だけが大変だという固定概念から解放してほしいという願いから。

渦中にいると、見失いがちだからこそ。
100人アンケートをお願いしたり。
会社員・起業ママ・専門職のママのインタビューや紹介を掲載。

デザイン・構成・校正・コンテンツなど、とにかくこだわった。
最初だからこそ、意気込みが半端ではない。
たった8ページだと思いきや。
ゼロから生み出すことの面白さと大変さを実感して。
それでも、伝えたいことがあったからこそ。

新宿区内の児童館・保健センター・保育園・幼稚園などで配布していだだけることになり。
ただただ嬉しくて。感謝しかありません。

ブルーミング・マム の活動は、ママ解放区プロジェクトという形で、母親とその周りにいる人たちの相互尊重を目指しています。
そんなことを掲げて。
実は、子供の頃からそういう社会を望んでいたというと大げさに聞こえるかもしれませんが。
お互いが気持ちよく過ごせたらいいのに。ということを考えていました。

このプロジェクトが少しずつ認めてもらえるようになってきて。
文部科学省が推進している家庭教育支援チームの「ママ解放区プロジェクトチーム」として登録していただきました。
ボランティア活動を続けて6年目ですが、もう少し上手に運営できたらいいのに。というのは常に課題だったりもするけれど。
それでも試行錯誤しながら、育児をしているママの笑顔が咲くように。
そのママの笑顔を見て、子が育ち、家庭に笑い声がある居場所になりますように。

そんな、とりとめもない文章になってしまいましたが。
フリーペーパーの創刊日と、意図せずに登録認定された家庭支援チームの知らせが
私の誕生日でした。

この上なく嬉しくて。
あぁ、こういう誕生日プレゼントがあるものなのだな。と感じて。
その日は、友人たちにお祝いをしてもらいながら。

みんなに支えてもらって。
今日もこれからも。
走ったり休んだりしながらも。

43歳を愉しんで生きていこうと思っています。
みなさま、これからもどうぞ温かく見守ってください。
そして、近くで遠くで応援していただけると頑張れますので、笑顔とともに。
花咲く笑顔のスパイラルを満開にしながら。
これからも、よろしくお願いします。

前田カオリコ
フリーアナウンサー
コミュニケーション・コンサルタント
登録商標 魅話力(みわりょく)

1976年5月21日生まれ 新宿区在住
2児の母

一般社団法人ブルーミング・マム 代表理事
株式会社リコラボ 代表取締役
1期・2期 新宿区子ども・子育て会議委員
2016/2017年度 新宿子育てメッセ 実行委員長

高校時代にロータリークラブの青少年交換留学生として1年間アメリカ・ミネソタ州に留学。
ヨーロッパ・アメリカ・カナダ・アジア各国の学生との交流により価値観の多様性に触れる。
子連れホームスティ・三世代ホームスティなどを経験。
「自分が大好きになる子育て」をテーマに子育てに関する講師としても活動。

 


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