ママになりたい~acoの妊活から出産までの記録~

aco(あこ)さん

短大卒業後、幼稚園教諭、チャイルドマインダーと乳児、
幼児に8年間かかわる。
その後、大の美容好きが高じて美容業界へ転職し、
化粧品メーカーの営業を行う。

2011年結婚を機に退職し、妊活に専念。
不妊治療と並行して、子供がいない人生についても考えており、
趣味の料理やテーブルコーディネートを深めるために
フードコーディネータースクールに通う。

2014年12月男児出産。
現在育児とのバランスを見つつ、
子連れ参加可能の料理教室やアルバム作りのお手伝い(アルバムカフェ)を開催している。

妊娠までのヒストリー

◆2011年2月 結婚(35歳)
◆2012年4月 自然妊娠後、初期流産
◆2012年10月~2013年3月 病院指導のタイミング法4回
◆2013年4月 体外受精スタート
◆2013年12月 腹腔鏡手術で多嚢胞性卵巣を一時的に治す
◆2014年1月 治療再開
◆2014年3月 体外受精(採卵)
◆2014年4月 移植
◆2014年5月 妊娠判明
◆2014年12月 出産(39歳)


〜不妊治療についてお伝えする事について〜

結婚をし、主人との子供を産みたいと思い、
専門の病院を頼る事が一番スムーズではないか?と思い、
軽い気持ちで始めた不妊治療でした。この時、36歳。

不妊治療クリニックの通院をスタートした最初の医師との夫婦面談で、
『30歳を過ぎたらすぐに不妊治療をスタートしつつの妊活を行う位の気持ちでいてください。
不妊治療のスタートは遅すぎる事はあっても、早すぎる事はありません。』と言われた事がとても印象に残っております。

実際、自分が30代に妊活をしている間、たくさんの方々に
『30代後半、40代でも妊娠している人はたくさんいるから大丈夫だよ。』
『あきらめた時に妊娠するって言うしね。』
という事を言われました。

しかし、不妊治療クリニックには、毎日想像を絶する程たくさんの方々で溢れており、
30代後半での自然妊娠はほぼ奇跡に近いという現実を目の当たりにいたしました。
子宮の老化、についても私は学生時代に授業で習った記憶がありません。

また「体外受精=100%妊娠、というふうに周りは思っている」という現実にも気づきました。
実際は体外受精までいくこと自体も大変で、受精卵を移植しても、妊娠の確率は20~30%。
そういう事をもっと周りに社会が知らせていき、妊娠をしたいのであれば、そういう事実も周知していくことが大切かな、と思っております。

また、治療中に同じ境遇の方々と話をする中で知り得た、仕事と通院の両立の大変さ、経済的な面、精神的な面、などの現実。
子供を授かり、出産するまでの負担の大きさを痛感し、夫婦で『何か自分たちにもできることはないだろうか。』と話し合っていた時に、
たまたま主婦の友社の『赤ちゃんが欲しい』という雑誌に出る機会に恵まれました。

出産後、子連れで参加できるイベントに足を運ぶ中で、ブルーミング・マムの代表カオリコさんと知り合い、
今回のコラムを書かせていただく事となりました。

現在妊活中の皆様に、少しでもお役に立てればシアワセです♪

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