つどい先生流*子育てのコツ~ママと子どもの笑顔のために~ Vol.12「stay home」の生活

みなさん
世の中が、今まで経験したことのない状況になっている中、どのように子育てしていますか?

学校が休校になって約2ヵ月。
東京都が外出自粛を呼びかけてから約1ヵ月。
幼稚園、保育園も休園や登園自粛。
外出自粛生活で、何が変わりましたか?

身の回りに何かが起こったとき、どう反応するかには、大きく分けて2つのタイプの人がいます。

⭐︎外出が「できない」
友達に会えなくなって「つらい」
子どもが一日中家にいて「大変」
など、できないことにばかり目がいって、マイナス思考に陥っていくタイプ。

⭐︎家でたっぷり時間が「できた」
友達とはテレビ電話、これはこれで「面白い」

子どもと過ごせる時間が増えて「幸せ」
など、今だからできることに目を向けて、プラス思考に転換するタイプ。

あなたはどちらのタイプですか?

きっと、前者のママさんは、毎日子どもを叱りつけ、子どもにイライラし、ストレスがだいぶ溜まっているのではないでしょうか?
そして、そのような家庭が増えているのではないかと心配しています。

私は、もちろん後者なので、今のところ外出自粛による子育てのマイナス面は出ていません。

普段は作らないおやつを、ホットケーキミックスで作ってみたり、
今まで見なかったアイドルのYouTubeを見てみたり、
時間がなければできなかったことを娘たちと「一緒に」楽しんでいます。

学校や塾からはたくさんの課題が出ていますが、やるかやらないかは娘のやる気次第なので、あまり口出ししないようにしています。
「今日の課題は終わったの?」
と、軽く聞いてみたりはしますが、
「どこまでできたか見せなさい!」
なんてことは言いません。
全てチェックしていたら、イライラすることも出てくるでしょう。
ママが怒っていると家の中の雰囲気が悪くなるので、あえて見ないようにしています。
ママが怒ると、子どもの機嫌も悪くなりますしね。

でも、もちろん、放置や放任をしているわけではありません。
上手に褒めて、誘導しています。
このお話は、過去のコラムを見てみてくださいね。

我が家の娘たちは高校生と小学生。
今までは、部活や習い事などで家にいる時間が短く、一緒に過ごす時間が年々減っていました。
でも、今は一日中、一緒に家の中にいます。
高校生の娘から
「ママ〜、○○してー!」
「ママ〜、○○していい?」
「ママ〜、ママ〜!」
と、1日に何度も呼ばれます。
うるさいなぁ…と思ってしまいそうなこの状況を、私は幸せだなぁと思って楽しんでいます。
高校生が、幼児期みたいにこんなにママを呼んでくれるなんて、コロナがなかったらもう味わえなかった時間だと気づいたから…。

この「stay home」の生活は、まだしばらく続きそうです。
このコラムを読んでくださったのをきっかけに、「できる」ことに目を向けて、プラス思考に転換してみませんか?
子どもと過ごせる「今」しかない幸せを、かみしめてみませんか?

外出自粛生活を楽しめる親子が増えることを願って…

つどい

最後に。
今、コロナウィルスに感染して闘っている方、ご家族が感染してしまっている方、医療関係者の方など、この文章を読んで不快に思う方もいるかもしれません。
家で子育てにモヤモヤしている多くのママへの、何かヒントになればと思って書いたものと、ご理解いただけたら幸いです。
 

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子育てアドバイザー 集~tsudoi~

13歳と7歳の娘をもつ教育者。

13歳と7歳の娘をもつ教育者。
小学校の担任教師として7年間勤務。

娘が4歳の時に退職。当時の長女は、朝一番に保育園に預け、
一番最後にお迎えに行くという生活。
娘との時間を十分取れないことが、娘の成長によくないことだと一番わかる職業だったため、母親としての立場を優先し、退職を決意。
その後は、小学校にて、発達障害(自閉症スペクトラム・ADHD・LDなど)や愛着障害の子どもたちをサポートする仕事に転職。
教育現場で子どもたちと関わって16年。
様々な子どもたちと関わり、教育してきた経験から、独自の育児論を持ち、それを娘たちの育児の中で実践中。

また、趣味の延長でフラワーアレンジメントのディプロマを取得。
自宅レッスンやウェディングブーケ制作なども行っている。

実績:
スリーエム ジャパン株式会社「子育てセミナー」
教員向け夏季研修・新人研修


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