特集インタビュー「新宿の花開くママ達」 vol.14 人が集う家で育った、まちづくりのプロが目指す「新宿」


並木優

みちくさくらす コーディネーター

プロフィール:
1989年1月26日栃木県生まれ。建築、まちづくりの仕事をしながら4歳1歳姉妹を育てるワーキングマザー。
都会での子育てや人のつながりの希薄さ、小一の壁に不安を感じ、神楽坂エリアに教室+キッチン「みちくさくらす」を建築士の夫と共に立ち上げ、運営に奔走中。四谷在住、2人の姉妹の母。

・第13回日本都市計画家協会賞 優秀まちづくり賞・全国まちづくり会議特別賞
・第14回マニフェスト大賞 マニフェスト推進賞<市民部門> 優秀賞

HP:michikusakurasu.com
Blog:
fecebook: みちくさくらす
Instagram: @michikusakurasu
twitter: @michikusakurasu

 

 

Q1、どんなことをしていますか? (活動・仕事内容について)

建築の仕事をする傍ら、夫とともに新宿区内に「みちくさくらす」という地域に開かれた場を運営しています。

 

Q2、何故、このような活動をスタートしようと思ったのですか?(きっかけは?)

新宿区で子育てを始めて、気軽に子連れで集える場所がなかったこと、自身の子どもが小学生になった時に放課後の居場所について考えさせられたため、思い切って「みちくらくらす」をスタートしました。

 

Q3、実際に活動をしてみて、大変だったこと・印象に残っていることは何ですか?

立ち上げ時のDIYや人集めがとても大変でした。
連日暗くなるまでごはん食べながら飲みながらDIYしていたのは印象に残っている風景の一つです。

 

Q4、嬉しかったことは何ですか?

活動を始めたことでどんどん仲間や知り合いが街に増え、街を歩けば誰か知り合いに会う。挨拶をかわす。
そんな日常が出来上がってきたことがとても印象的で、素晴らしいと思っています。

 

Q5、周りからの反対はありましたか?(家族・夫・子ども・姑・舅・ママ友など)その時、どう思いましたか?

夫、子どもも巻き込んで活動しているので、特に反対はなし。むしろ家族で楽しんでいます。

 

Q6、その原動力は何ですか?

もともとまちや暮らしに興味があり、自分の身の回りから地域を良くしたい、生活を豊かにしたいという思いがあったので、それが原動力になっています。

また、実家が自営業一家で、自宅の離れで母と祖母が英語教室を営んでいて、それが原風景になっています。
その風景をいつかわたしも実現したいという思いもありました。

 

Q7、将来はどんなイメージを持っていますか? (夢・目標について)

自分の子どもはもちろん、将来を担う子どもたちが生き生きと、楽しく暮らせるような場や仕組みを増やしていきたいと思っています。
また、新宿区全体をもっと盛り上げていきたいというイメージがあります。

 

Q8、プライベートではどんな人ですか?(ママ・妻・女性として)

自己主張強め。笑 子どもが可愛すぎて仕方ないのに、よくガミガミ怒っている。笑

 

Q9、新宿との縁(ゆかり)について教えてください。(地元?地方出身者?働いている?)

出身は栃木の田舎町。大学進学と同時に上京した際に縁があって住んだのが新宿区で、それから10年間ほど新宿区にお世話になっています。
学生時代も、独身時代も、子どもが生まれてからも暮らしています。

また、新宿の好きなところは、
雑多なイメージを持たれがちな新宿ですが、私の暮らす四谷は下町感があり、祭りが異様に盛り上がったり、古い家や路地、野良猫、寺社仏閣、風情ある街並みが広がっていたり。生活感あふれるまちです。
そしてどんな人も受け入れてくれるような懐の大きさ。そんなところが大好きです。

 

最後にメッセージをお願いします。

新宿という素敵な街で、子育てママさんをはじめ色々な人と繋がって地域を盛り上げていけたらと思っています。
みちくさくらすも飲食店や物販の出店者募集中、ワークショップやイベントの参加者も募集中です。是非一度遊びに来てください!

 

 

インタビューを終えて

第一印象が、愛くるしい瞳をくるくるとさせて話す姿と、芯の強さを感じる女性だなぁという印象でした。
そのブレない姿勢から、ファンが多く、実績を着実に積んでいく中でこれからの展開がとても楽しみな並木夫妻。そしてお子様の成長を、地域で育てていくのだろうなぁと感じています。
(インタビュアー:カオリコ)

 

 

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