特集インタビュー「新宿の花開くママ達」 vol.12 子どもたちと「今」を楽しみながら、仕事ができる状況

亀谷さおり

家族がつながるお金の専門家

プロフィール:
愛知出身、東京へ来て13年。小6・4の男の子、年長の女の子、3児のママ。
都市銀行に15年間勤務、外国為替事務や金融資産営業を担当。
転職し子どもたちとの生活を中心に過ごすようになり「ママの笑顔が家族を笑顔にする」と実感。
現在は「子育ての今を楽しむ」をモットーに、子育て世代に「おこづかい」「金融」「投資」を取り入れた楽しい子育ての秘訣を伝えている。

1979年1月8日生まれ。3児の母。
http://www.fpmama.com/lecturers/entry/post-16/

HP:https://kame-mama.site/

 

 

Q1、どんなことをしていますか? (活動・仕事内容について)

事務の仕事のほかに、FP mama Friendsという金銭教育の団体に所属し、ファイナンシャル・プランナーとして主に子育て世代の「お金」の疑問を解決する活動を行っています。
親子向けにおこづかい教室「おかいものヒーローになろう!」を開催したり、PTAイベントなどで保護者の方向けに子育てが楽しくなるおこづかいの秘訣についてお話させてもらっています。最近はママさん向け、親子向けに金融や投資も盛り込んだ「お金」の話をさせていただいています。

 

Q2、何故、このような活動をスタートしようと思ったのですか?(きっかけは?)

3人の子育てをしながらオフィスでフルタイムで働くことに限界を感じ3年前に退職し、子どもたちの生活を中心にした働き方に変えたことがきっかけです。
自分でスケジュール管理をして仕事をしながら、学校から帰ってきた子どもたちに「おかえりなさい!」と声をかけて迎えてあげることができるようになりました。
心に少し余裕が生まれ、「ママの笑顔が家族を笑顔にする」のだと痛感し、おこづかいを取り入れることによって子育てがさらに楽しくなりました。
おこづかいを取り入れることによって我が家に起こったうれしい変化や、子育てが楽しくなる秘訣に、「お金」の知識をプラスして子育て世代に伝えていくことによって、「お金」への不安を少しでも取り除いてもらえたら、親子で「お金」について知ることを楽しんでもらえたらと思い、活動を始めました。

 

Q3、実際に活動をしてみて、大変だったこと・印象に残っていることは何ですか?

「自分の軸」をしっかりと持っていることは大変だということが分かりました。
以前の会社の同僚、ママ友、新しく出会った人たちなどたくさんの人たちと接する中で、また、情報にあふれた世界の中で、自分の考えをしっかりと持ち、それを信じて進み続けることは、とても大切なことだけれど難しいなと感じています。
「ブルマム」の講座では、今の自分と将来の自分の姿を具体的に描くことによって、今からその将来までに自分が踏むべきステップを明確し、また自分が何を大事に大切にしたいと思っているのかをしっかり確認することができたので、今は自分のペースで進むことに納得し自信が持てるようになりました。

 

Q4、嬉しかったことは何ですか?

オフィスでフルタイムの仕事をしていた時には想像できなかった、多くの方たちとの素晴らしい出会いがあることです。さまざまな業種、立場、考え方をもった人たちと接し、話をさせていただくたびに、自分はまだまだ知らないことだらけだと感じ、学んだり気づきを得たりできることにとても感謝しています。

 

Q5、周りからの反対はありましたか?(家族・夫・子ども・姑・舅・ママ友など)その時、どう思いましたか?

反対はありませんでした。私がフルタイムの仕事を辞め、子どもたちの生活に合わせてライフワークとなるような仕事をしたいと相談した時、主人が喜んで応援してくれたことに感謝しています。
主人とは、お互いの予定を共有したり調整したりして、子どもたちの保育園への送迎や家事を分担するようになりました。子どもたちにも話をしたら上のお兄ちゃんたちも協力してくれるようになり、家族のチームワークが強くなったと感じます。

 

Q6、その原動力は何ですか?

おかいものヒーローゲームを終えたあとの親子の笑顔や、個別相談後にすっきりされた相談者の方の笑顔です。
おこづかい教室は、毎回私自身が楽しませてもらっています。
子どもたちが自分で考えておかいものゲームをする姿は、私にとって毎回勉強です。
それから、おこづかい教室や講座の終了後に参加された方からいただく言葉もとても励みになります。

 

Q7、将来はどんなイメージを持っていますか? (夢・目標について)

今は子どもたちの生活に合わせて、仕事を調整しています。
子育てを楽しませてもらったり、奔走したりしている分、仕事に費やせる時間は少ないのですが、5年後、10年後、子どもたちの成長とともに仕事に費やすことのできる時間が増えた時に、今経験していること、勉強していること、仕事、すべてを活かせるように取り組んでいます。

 

Q8、プライベートではどんな人ですか?(ママ・妻・女性として)

仕事中もプライベートも、ほとんど変わらないと思います!器用ではないです!
子どもたちと一緒にはしゃいで楽しんでいます。

 

Q9、新宿との縁(ゆかり)について教えてください。(地元?地方出身者?働いている?)

職場が新宿です。
住まいも新宿に近いです。
新宿には、子どもたちが走り回れるような大きな公園がいくつかあるので気に入っています。休日には家族で公園へ出かけ、遊んだりピクニックをしたりしています。

 

最後にメッセージをお願いします。

今、子どもたちと「今」を楽しみながら、仕事ができる状況にあることをしあわせに思います。
フルタイムの仕事を退職した当時は、自分の世界は狭まり可能性も小さくなったかもしれないと感じることもありましたが、それは逆でした!自分次第で、自分の世界はどんどん広がることが分かりました。「世界って広いなあ」と感じることができる日々に感謝しています。これからの新たな出会いや学びを大切に過ごしていきたいと思います。

 

 

インタビューを終えて

いつもまっすぐな瞳と笑顔が印象的な亀谷さん。
今回のインタビューでも、透明感のある声と雰囲気に包まれていました。
いろいろな経験を経て、おこづかい講座にたどり着いたのだと伺うことができました。
お金に関しての教育が難しい中、「ママの笑顔が家族を笑顔にする」という想いにも共感です。

 

 

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