ブルーミング・マムのホームページ、そしてコラムを覗いてくださった皆さま、こんにちは!
漢方師のとらいわ ことえです。
とらちゃんのお薬相談室第5回
今回のテーマは「インフルエンザ到来!この時期だから伝えたい新薬ゾフルーザについて」です。
前回のインフルエンザワクチンの記事に対して沢山の反響をいただき、悩んでいるママさんが多いことを実感しました。
先日行われたクリスマスパーティーでも
「ワクチンのコラム読みました!
モヤモヤしてた気持ちが晴れました。」
とか
「ワクチン打ってもかかってしまう謎が解けました!」
など沢山の感想をいただきました。
それを受けて今回は
インフルエンザの新薬「ゾフルーザ」についてご紹介したいと思います。
今までのインフルエンザの薬とは違いは
一回服用するだけで治療終了であること!
一回?
これならイナビルと一緒じゃない?
そう思ったママさんは
インフルエンザにかかったことがある人ですね。
イナビルも一回服用するだけで治療終了のお薬ですが、これは吸入する粉状のお薬です。
使ったことあるママさんだと吸入するときにお子さんが咳き込んでしまったりしてちゃんと吸えているかと不安に思ったときもありませんか?
ゾフルーザは錠剤なので水で簡単に飲むことができるので吸えているか心配する必要なし!
お子さんでも飲ませやすくなったことは
しっかり薬の効果が発揮されるため早く症状が良くなることが期待できます。
薬剤師としての視点からは
ゾフルーザの服用方法は簡単でこれから需要が上がっていくと思います。
ゾフルーザは今までの薬と何が違うのか?
今までは感染した細胞の中で沢山のウィルスが繁殖し、そのウィルスが他の細胞へ感染するときに感染を防いでいました。しかし全てを防ぐことはできません。
そんな中ゾフルーザは感染した細胞の中でウィルスが繁殖するのを抑えるため、他の正常細胞へ感染するのを防ぐことができる新しい薬です。
新しい薬なのでまだまだ副作用については不明な点が多いですが今年のインフルエンザの際は処方されることが多いかと思うので今回紹介させていただきました。
これからも新しい薬で皆さんも使うことが多いものは紹介していこうと思います。
とらちゃんへの薬や病気についてのご質問引き続き募集しております。
とらいわ ことえ さん
生薬認定薬剤師 取得 海老名総合病院、アイセイ薬局にて6年間勤務。現在は派遣薬剤師として調剤薬局、病院など様々な場所で勤務中。
大学の頃から漢方に興味があり、独自に10年間勉強をし、薬ではなく食で健康になる方法を一人一人に合った漢方茶で実現しようと考え Paeon(ペオン)を立ち上げる。
自身の病氣や母の病氣を漢方のチカラにより克服した経験から、家族の健康を守りたいママと将来そんなママになりたい女性の救世主になりたいと思い、漢方師として活動中。