ブルーミング・マムのホームページ、そしてコラムを覗いてくださったママの皆さま、こんにちは！！
漢方師のとらいわ ことえです。
とらちゃんのお薬相談室第2回目
今回のテーマは「漢方薬ってすぐ効かない？？」
お薬の話といっても私が大好きな漢方についてやっぱり伝えたい！！
そんな想いが伝わってなのかこんな質問が届きました！！
「とらちゃん先生に質問です。
私は薬が好きではなく、なるべく薬をのまないようにしています。
でも季節の変わり目に体調を崩してしまいます。
テレビで漢方薬は自然の植物からできているので身体に優しいと知り、漢方薬を使ってみ
ました。でもあんまり体調が良くならず結局病院で薬をもらってしまいます。
漢方薬は効き目が出てくるには時間がかかるのでしょうか？」
質問ありがとうございます。
漢方薬の効き目に関しての質問
よく聞かれます！！
漢方のイメージの１つに
即効性がない！！
これ必ず言われます。
でも即効性がないわけではないです。
病院で出るお薬(西洋薬)は
風邪で38度の熱があり、喉が赤くてとなるとカロナール＋抗生物質などが出ますが、これは症状から薬を選んでいます。
漢方は風邪などの病名に合わせて薬を選ぶのではなく、
風邪症状が出ている原因は何かを探り、その原因に対して薬を決めていきます。
なので「風邪だから葛根湯」ではなく
葛根湯で治る原因の風邪の人であれば葛根湯を飲めば効き目は出ます。
同じ症状でも
一人ひとり合う薬は違うのです。
漢方は即効性がない！！
ではなく
自分に合った漢方薬を飲んでいないので効かないのです。
自分に合った薬であればちゃんと効きます！！
より即効性を高めるためには飲み方にも注意がありますが今回は長くなったので次の機会にお伝えします。
漢方に限らずとらちゃんに聞いてみたい薬の質問やコラムの感想をお待ちしております。
とらいわ ことえ さん
生薬認定薬剤師 取得 海老名総合病院、アイセイ薬局にて6年間勤務。現在は派遣薬剤師として調剤薬局、病院など様々な場所で勤務中。
大学の頃から漢方に興味があり、独自に10年間勉強をし、薬ではなく食で健康になる方法を一人一人に合った漢方茶で実現しようと考え Paeon(ペオン)を立ち上げる。
自身の病氣や母の病氣を漢方のチカラにより克服した経験から、家族の健康を守りたいママと将来そんなママになりたい女性の救世主になりたいと思い、漢方師として活動中。
