
ウェブデザイナー・ライター、patomato代表
簡単プロフィール:株式会社Studio947 のデザイナーとしてウェブやアプリの制作に携わり、ICT教育関連の記事を書くなどする一方、「patomato ~ふたりは同時に親になる」を運営し、産後の夫婦の協業をテーマとしたワークショップにも取り組んでいる。
「MAMApicks」などのウェブメディアで子育て分野を中心にコラムを執筆するなど、新しい時代の夫婦のあり方について、リアルな場とウェブの両面から積極的に発信している。
新宿区在住。一児の母。
HP:http://patomato.com
fecebook:https://www.facebook.com/sayaka.kano.52
Instagram:https://www.instagram.com/sayaka.kano
twitter: https://twitter.com/SayakaKano
Q1、どんなことをしていますか? (活動・仕事内容について)
「patomato〜ふたりは同時に親になる」を運営し、ワークショップを開催したりウェブで情報発信をするなどしています。
新宿子育てメッセにはブース出展し、今年は夫婦の協業タイプチェックや、家事分担方法の紹介などをしました。
自治体のパパ向け講座講師を受けることもあります。
Q2、何故、このような活動をスタートしようと思ったのですか?(きっかけは?)
MAMApicksというウェブ媒体で育児関連のコラムを書き続けて来た中で、「親になる」ということで起きる様々な変化に興味を持つようになりました。
ときどきコラムの反響が極端に大きいことがあり、ここまで多くの人が感じていることなら、どうにか共通の法則から、視点を変えて楽になる方法を考えられないか、と思ったのが、ワークショップを始めようと思ったきっかけです。
Q3、実際に仕事をして、大変だったこと・印象に残っていることは何ですか?
ワークショップの内容を説得力と納得感のある内容に構成していくとが、一番頭も使い時間もかけてきたことです。
ただ、これは大変でもそれが活動の核になる部分なので、当然かもしれません。実際の活動では、ワークショップを開催する際に、ちらしを作成してあちこちに設置・配布をお願いしたり、様々な手段で告知をするのが意外と手間と時間のかかる部分だと感じています。
Q4、嬉しかったことは何ですか?
ワークショップに参加してくれた方が「楽になった」と明るい顔になったり、「違う視点が持てた」と言って帰られたり、「ワークシートを家でやってみました!」と報告をいただいたりした時はとてもうれしいです。
また、参加者の方同士で自然と会話や新たなつながりができているのを目にするとうれしいです。
Q5、周りからの反対はありましたか?(家族・夫・子ども・姑・舅・ママ友など)その時、どう思いましたか?
反対はありませんでしたが、patomatoの活動に関することと、仕事との境界線をどこに引くのかということや、時間量のバランスについては、どう納得感を上げるか、常に悩んでいます。
自分自身に対して、また一緒に仕事をしている夫に対しても、どちらもです。
Q6、その活動の原動力は何ですか?
(何かを始める・継続することはスゴいこと。読者にヒントを下さいっ。)
なんだかこれおかしくないか?と思う気持ちや、手の届くひとりでもいいから、子育ての現場にいる人がちょっと楽になったらいいな、と思う気持ち、世の中がちょっとでいいから変わらないかな、という気持ちが原動力でしょうか……。
Q7、将来はどんなイメージを持っていますか? (夢・目標について)
自分自身のことは、まだわかりません。ただ、今よりももっと男性も女性も関係なく子育てを当たり前に楽な気持ちでてきるようになっていて欲しいし、ほんの少しだけでもそれに貢献できたらいいなと思っています。
Q8、プライベートではどんな人ですか?(ママ・妻・女性として)
家事はあまり好きではない(やりますが)方で、パソコンに向かっているのが嫌いじゃないので、恥ずかしながら切り替えの苦手なタイプだと思います。
子どものことは、なるべくのびのび過ごせたら、とおおらかに見守っているつもりですが、夫には各方面「口うるさくて細かい」と思われているんじゃないかと思います(笑)。
Q9、新宿との縁(ゆかり)について教えてください。(地元?地方出身者?働いている?)
夫とふたり暮らしを始めた頃に、学生時代に慣れ親しんだエリアをたまたま選んだのがきっかけで住み始めました。
好きなところは、アカデミックな空気もビジネスっぽい雰囲気もエンターテイメントの要素も明るさも暗さも全部ごちゃまぜで雑多なところです。
最後にメッセージをお願いします。
patomato活動3年目の今年、初の著書『ふたりは同時に親になる 産後の「ずれ」の処方箋』を書きました。「パパとママが育児を乗り切るため」の本で、ちょうど12月の半ばから発売されています。
産後の女性の何がそこまで大変なのか、何が起きているのか、ということを、「パパ」にもわかるように、ていねいに解説し、なぜ「ママ」とずれが起きて不機嫌のもとが生まれてしまうのかという構造をわかりやすく見えるようにしました。
ママが言語化できないでいるもやもやがこの本に出て来たら、付箋をフサフサにつけて赤線をぐいぐい引いて、そっとパパに渡して欲しい、渡せなかったらテーブルの上にそっと置いておくだけでもいい……そんな使い方をすることをイメージして書いています。
また、育児の「あるある」だけで終わらせることなく、どうしたらパパが制約のある中でも小さな一歩を踏み出せるか、ふたりなりのスタイルを作っていくキーになるのは何か、ということまで提示しています。ぜひ、育児中のママにもパパにも読んでいただけたらうれしいです。
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