妊婦は45歳。上の子とは14歳差。 嬉しびっくり家族みんなの成長日記⑤

<産婦人科へ>

次の日、過去にお世話になった病院へ電話をかけたが、
産婦人科から婦人科になっていて、断られる。
仕方がないので、一から産婦人科医探し。
明後日から、夫の実家に帰省予定だったため、とにかく検査してくれるところを探した。

近所の方が何かと便利かと思い、徒歩圏内の産婦人科を訪ねたが、
なんでも東京で人気産婦人科だったらしく、予約でいっぱいとのこと。
事情を話すと、お昼近くであれば、診られるかもしれないと言われ、病院で待つことにする。

周りは・・・当たり前だが、妊婦だらけ。
んーーー、見る限り、20代か、30代前半といったところ。
わたしの年齢、45歳。
白髪が生えまくっているので、かなりの違和感を感じつつ、待合室で3時間待つ。
この年齢差で、体力は大丈夫なのか?不安が募るものの、どうすることもできないよなあと、ひとりツッコミの3時間だった。
いざ呼ばれ問診。まず年齢を聞かれ、出産受け入れを断られる。大きな病院を紹介するからということで、長男のときにお世話になった国立成育医療センターを紹介して欲しいとお願いし、内診へ。

「あっ」と先生。「思った以上にかなり大きくなってますよ、既に心拍も確認できるし。今日中に紹介状書きますね。」
と、言って、モニターを見せてくれた。

内診しながら、モニターを見るというのは、私の記憶では、次男を生んだ時にはないシステムで、びっくりだったが、確かに動いていたし、とっても嬉しかった。

予定日は、3月9日。
3月9日、サンキューか。シャレのような予定日に思わず吹き出す。
何かモヤモヤしていたものが、吹き飛んだ気がした。
頭の中では、レミオロメンの3月9日が鳴り響いていた。
小学校PTAコーラスサークルの仲間で、今年4月さくらまつりで歌ったのだ。
LINEで夫と子供たちに報告。
猛暑日だったが、甲状腺炎も、吹き飛ぶくらいうれしかった。

 

 

 

 

堅田亜貴子さん

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ファミリーファシリテーター

*既婚
*2児の母 (執筆時 14歳・11歳の息子の母)
*東京都世田谷区在住

*資格
中学・高校第1種教員免許(数学)
品川区学習支援員

両親や家族の喧嘩が絶えない家庭で育ち、比較的早くに両親と他界。

結婚後、幸せな家庭を築いていきたい気持ちとは裏腹に、『育児をめぐる家族関係の悩み』『セックスレスの悩み』に陥り、将来の希望を失い、離婚の危機に陥った。

そんな中、ビジョン心理学に出会い、8年間かけて、こころの成長や感情との向き合い方、人生のパワーの持ち方を学ぶ。

実践的に家族と向き合い、
算数や数学と人生の関係を発見。夫に一家のパワースポットと言われるくらい変化を遂げてきた。

現在は、あらゆる経験を活かし、夫婦の絆が自立した子どもを育てる『人生の成功を支える家族の基盤構築のためのファミリーファシリテーションプログラム』を開発。学校嫌い、自信が持てない、受験を控えて元気がでないなどの子どもたちのための個別指導から、「女性のためのセックスレスカウンセリング」、キャンプ「家族みんなで幸せご飯」まで、個々のご家族に合わせたサポートをさせていただいている。


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