妊婦は45歳。上の子とは14歳差。 嬉しびっくり家族みんなの成長日記 ①

<家族みんなのこころの準備>

次男「ママ~、なんでうちには赤ちゃんがいないの?」

思い返せば昨年、数か月にわたり、次男はこのような質問を私に繰り返してきていた。

私はそのたびに、
「(適)年齢ってものがあるんだよねえ。それにさ、ママは、あんたたち二人で充分ですっ♡もうあんなに抱っこできないよ。」と答えてきた。

次男:「えーーーそんなあー」
夫:「いやいや、違うよ、二人ともベビーカーに乗らないし、Y(長男)なんて、生後数か月、腕の中でしか寝ないしさ、あれはママも泣き入ってたくらいだったんだから」

長男:「それはさ、ママの寝かしつけは寝かしつけじゃなかったんだもん。ママが横にいるとかえって騒がしくて、目が冴えちゃうんだもん」

私:「確かにそりゃ無理だ」

今頃気づいたかと、家族一同爆笑というオチでこの会話は締めくくられていた。
 

ところが。
 

今年に入って、不意に夫が、「いまうちに赤ちゃんが生まれたら、男の子かなあ?女の子かなあ?」と言い出す。

私、ふとこう答える。「いま私に赤ちゃんができたら、かわいいかも。」

夫「数年前もだけどさ、Rちゃんが同じ質問してきたときは、あこちゃん、もうあんなに抱っこするのはごめんだって言ってなかった!?」と、驚く。

私も、自分で驚いた。

「まあ、でもさ」と、夫は二人目の子が大学生になる頃には、自分が定年退職するほどの年齢なので、「もうない!ない!」と慌てて付け加えたりしていた。

 

 

 

 

堅田亜貴子さん

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ファミリーファシリテーター

*既婚
*2児の母 (執筆時 14歳・11歳の息子の母)
*東京都世田谷区在住

*資格
中学・高校第1種教員免許(数学)
品川区学習支援員

両親や家族の喧嘩が絶えない家庭で育ち、比較的早くに両親と他界。

結婚後、幸せな家庭を築いていきたい気持ちとは裏腹に、『育児をめぐる家族関係の悩み』『セックスレスの悩み』に陥り、将来の希望を失い、離婚の危機に陥った。

そんな中、ビジョン心理学に出会い、8年間かけて、こころの成長や感情との向き合い方、人生のパワーの持ち方を学ぶ。

実践的に家族と向き合い、
算数や数学と人生の関係を発見。夫に一家のパワースポットと言われるくらい変化を遂げてきた。

現在は、あらゆる経験を活かし、夫婦の絆が自立した子どもを育てる『人生の成功を支える家族の基盤構築のためのファミリーファシリテーションプログラム』を開発。学校嫌い、自信が持てない、受験を控えて元気がでないなどの子どもたちのための個別指導から、「女性のためのセックスレスカウンセリング」、キャンプ「家族みんなで幸せご飯」まで、個々のご家族に合わせたサポートをさせていただいている。


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