「モンテッソーリ教育」〜アキコママの経験談〜 vol.11 情報に溺れず、自立した子育てをするために大切だと思ったこと

私の子どもがまだ乳児期にいた時は、とにかく育児本を読み漁ったり、ネットでのリサーチを欠かせずにいました。

ママ友の中にも
育児に関する情報を常に詳しく調べている人もいて、『こだわり』を持って子育てしているお母さんたちにもたくさん出会いました。

情報があることは良いことだと個人的には思っています。

でもだからこそ、情報の捉え方はもっと大事だなと今は思います。

というのも、当時の私は、

育児本から得られた情報で頭がいっぱいになったり、

人からのアドバイスで動揺し、

どうすればいいのか迷い、

肝心なわが子の『ありのまま』を
見ているようで見られていないなんてことがよくあったからです。

要は不安だったんですよね。

そんな私にとって当時心強かったのは、モンテッソーリスクールの園長先生との面談の時間でした。

わが子の自立に向けて、
『いま』の姿と
『これから』できるサポートを一緒に考えてくださるのですから。

単に、先生からのお話を私が受け身で伺うのではなく、
家での取り組みなど、情報を共有しあいながら、
わが子にとってどんなことが必要かを共に見出す時間だったのです。

次第に、私も育児に対するあり方をしっかり持てるようになり、
情報に右往左往することなく、
育児に一貫性を持てるようになりました。

さてそんな中で私が、情報に溺れず、自立した子育てをするために大切にし始めたことは何でしょうか?

今でもいろいろな情報が自然に入ってきますが、
以前と違って、どんなに良いなと思ったことでも、いったん

『手放す』

です。

手放すことで、

✔️ 私は子どもを信頼の目で見ているか?
✔️ その情報は、本当にわが子に必要なのか?

見極められるようになるからです。

やがて私は、そのプロセスを経ていきながら、自分自身も親として自立の道を歩んでいるのだとわかり、子どもたちと一緒に歩んでいこうと肩の力が抜けたのでした。

情報に振り回されることも、
かといって、人からのアドバイスを遮断するのでもなく、
対話の中から見つかる答えをこれからも大事にしていきたいと思っています。

不安は、時には親だからこそ得られる直感によるものだったりします。
もし不安になることがあったら、不安の大元を掴んでみてくださいね。そうすると先が見えたりしてきます。不安を否定せず、ママ友同士聞き役になれる関係性を築いていってくださいね。

 

 

 

 

堅田亜貴子さん

promom-012-kataada
ファミリーファシリテーター

ファミリーファシリテーター
*既婚*2児の母*東京都世田谷区在住
*資格 中学・高校第1種教員免許(数学)

両親の喧嘩が絶えない家庭で育ち、比較的早くに両親と死別。人生のアップダウンは続き、『将来に希望が持てない』『子育てにもがく』『離婚の危機』にいったん陥ったが、こころの成長と共に、人生にも平穏さを取り戻すことに成功。
現在は、算数・数学の教師経験をベースに
『From the family ~家族から平和を』をビジョンに
夫婦の絆が自立した子どもを育てる☆人生の成功を支える家族の基盤構築のための独自開発プログラム ファミリーファシリテーター育成プログラムをベースに、

*受験前のお子さんや起業前のママに向けて、【ビジョンを応援する個別単発カウンセリング】
*ご家族のありのままが見えるファミリーキャンプ、【家族で幸せご飯】
*ひとつ向き合うごとに自信がつく 全く新しい算数・数学の学習法 【トラストメイク学習法】 を提供している。

メルマガ「家族みんなが幸せクリエイター」のご登録は、
http://fromthefamily.jp まで☆


コメントは受け付けていません。