これから入学式の方、既に新学期が始まった方もいらっしゃるかと思います。
今回は私が育児をしていて、新学期を迎える前後、大切にしてきたことをお伝えいたします。
新年度開始の疲れは、大人だけでなく、子どもももちろんありますよね。
その大きな理由は、『変化』
*季節の変化によるもの
*環境の変化によるもの
*生活リズムの変化
と、いったところでしょうか?
10年前、長男年少さん、次男もうすぐ1才の春。
桜が咲きはじめ、
既に通っていたモンテッソーリスクールの新学期の準備もしながら、ルンルン気分でした。
なんとなく疲れがたまっていましたが、そんなことも特に気に留めないまま、親子ともども、新学期を迎えました。ところが次第に、
「あれ?朝の支度がいつも以上に時間がかかる」
「え!?幼稚園の玄関先で、子どもがしり込み!!」
ということが起きはじめました。ところが、私がしていたことは、目先の対処ばかり。
*歌を歌って楽しく園に向かおお!!
とか、
*子どもに、園に入ったら、どんなことが楽しいか話しかけて、励ましまくり。。。
そのうち、私もお疲れモードがたまり、
☑ 食事がぐだぐだになっていく
☑ これだけは守ろうとしていたことがどうでもよくなる
☑ テレビが多くなる
☑ 家が片付かなくなっていく
☑ 就寝時間がずれる
なんてことに。
極めつけは、
* 「パパとゴールデンウィーク 遊ぼお!イエーーイ!!!」って感じ。
その結果、5月の連休明け、
長男「幼稚園に行きたくない」
が始まってしまいました。
紆余曲折、幼稚園をお休みすることにもなり、不登校以前の不登園状態。
やっと2学期、息子は自分から園に行くようになりましたが、
なんと、長男年中さんの春にも、同じ繰り返し。ようやく!!私も子どもに何が起きているのか、俯瞰してみられるようになりました。
年少の2学期には園に自ら進んで行き、年中の春には行けない理由の違いを振り返ると、
季節の変化や環境の変化以前に、2つの大きな理由がありました。
*ひとつめは、生活リズムのズレ
*ふたつめは、私のその場限りの対処
ひとつめ改善の策は、生活リズムを整えました。
新学期が始まろうが、長期の休みに入ろうが、
□ 朝起きる時間
□ 着替えるタイミング
□ 外で活動しはじめる時間
□ お昼ごはんを食べ始める時間
□ 家でゆっくり休む
というリズムを変えなくて済むように整えました。
そうすると、時間という軸が体感覚的に培えて、子どもの負担が少なくなったようです。
ふたつめの策は、親である私の一貫性に意識しました。
極力、『園が始まったから、対処を変える』ということをやめました。
例えば、
☑ 園が始まったから、起床時間を変える
☑ 兄弟間ではOKしていたことを、園では禁止にする
といったことです。
先生と歩調を合わせることに留意してみました。
具体的には、
*まずは、園長先生が、園を運営していくうえで、とても大事にしている点を親が理解に努めること。
*そのうえで、子どもの変化に対応する必要があるときは、家での取り組みを伝えたり、先生に相談すること
です。結果、子どもが迷わなくて済み、「園に入って落ち着かない」ということがなくなり、むしろ「こころ穏やかに、園での生活を楽しむ」ことにつながっていきました。
要は、私のその場限りの対処が、子どもにとって無理を強いていたのです。
子どもが幼稚園時代に、子どもを保育してくださる先生とのやりとりをしたことによって、先生の方針を鵜呑みにするのでもなく、私が自分の考えに孤立するわけでもなく、私が育児していくうえで大切にしていきたいこと、子どもに伝えていく軸を培うことができました。いま思い出しても、感謝が尽きません。
『新学期を迎える前後、大切にしてきたこと』はいかがでしたか?
みなさんの春がより素敵になりますように☆
堅田亜貴子さん
ファミリーファシリテーター
*既婚*2児の母*東京都世田谷区在住
*資格 中学・高校第1種教員免許(数学)
両親の喧嘩が絶えない家庭で育ち、比較的早くに両親と死別。人生のアップダウンは続き、『将来に希望が持てない』『子育てにもがく』『離婚の危機』にいったん陥ったが、こころの成長と共に、人生にも平穏さを取り戻すことに成功。
現在は、算数・数学の教師経験をベースに
『From the family ~家族から平和を』をビジョンに
夫婦の絆が自立した子どもを育てる☆人生の成功を支える家族の基盤構築のための独自開発プログラム ファミリーファシリテーター育成プログラムをベースに、
*受験前のお子さんや起業前のママに向けて、【ビジョンを応援する個別単発カウンセリング】
*ご家族のありのままが見えるファミリーキャンプ、【家族で幸せご飯】
*ひとつ向き合うごとに自信がつく 全く新しい算数・数学の学習法 【トラストメイク学習法】 を提供している。
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