特集インタビュー「新宿の花開くママ達」 vol.5 子どもの自由な発想力や思考力を育てる

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今泉 真樹(Maki Imaizumi)

知育こどもアート教室 代表、アトリエ・ピウ ジュエリーデザイナー

桑沢デザイン研究所を卒業後、英国ローズ・ブルフォード大学を首席で卒業。
ジャン・ルイ・シェレルなど国内外の有名ブランドや宝塚歌劇団のジュエリーデザインなどを手がける。
独立し、アトリエ・ピウを設立。
オーダーメイド・ジュエリー部門、ジュエリー教室を立ち上げ、天然石やスワロフスキー社の製品を使ったジュエリーデザインの制作、指導を行う。

その後、知育こどもアート教室にて、子どもの自由な発想力や思考力を育てることに焦点をあてた絵画・工作・野外アート活動の指導を行う。
保育 絵画指導スペシャリストライセンス保有。

2000年  英国ローズ・ブルフォード大学卒業
1児の母

HP:http://www.piupiu.jp
Blog: http://www.piupiu.jp/blog/
fecebook: https://www.facebook.com/atelierpiu/
Instagram:atelier_piu

 

 

Q1、どんなことをしていますか? (活動・仕事内容について)

ジュエリー業界大手の会社で、ジュエリーデザイナーとして仕事をしていました。
その後 独立し、オリジナルブランドのデザインをしています。
おかげ様で、ジュエリー教室とオーダーメイド・ジュエリーの部門は、来年で17年目を迎えます。

2012年に、子供たちの自由な発想力、思考力を育てることを目的とした、知育こどもアート教室の部門を立ち上げました。
お絵かき、工作、野外アート活動、お料理、針仕事など、手と頭を使って創るものは、すべてアートとして指導しております。

 

Q2、何故、このような活動をスタートしようと思ったのですか?(きっかけは?)

周りの方は、私がジュエリーデザイナーということをご存知だったので、皆様に教えて欲しいと言われたことがきっかけとなりました。
1回のレッスンで、ネックレスが完成し、身につけて帰れるので、ご好評いただいております。
自分で作ったジュエリーを身につけると、とても楽しい気分になるので、その喜びをたくさんの方に知って頂きたいと思っています。

アート教室も、やはり周りからの声があったことと、昔から子供を持ったら、やりたいと思っていましたので、始めました。 
今の子供たちは、モノと情報に溢れた世界に住んでいるため、与えられることばかりに慣れてしまい、自分で考え、新しいものを生み出す力が弱くなっています。
そのため、アトリエ・ピウでは、決められた課題をこなすのではなく、子供たちが常に自分で考え、作品を生み出すというレッスンをして、「クリエイティブな力」を身につける訓練をしています。

「教えない教育=自ら学ぶことを教える」

「自らアイデアが出せるクリエイティブな能力を持った子どもを育てる」

という教育理念のもとに指導し、自ら道を切り開いていける子供たちを育てて行きたかったからです。

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Q3、実際に仕事をして、大変だったこと・印象に残っていることは何ですか?

ジュエリー教室は、特に大変だと思うことなく、楽しく続けられています。
常に新しいジュエリーをデザインし続けることが出来て、幸せです。

アート教室は、保護者の方にご理解とご協力いただけるよう、努力しています。
子どもにはそれぞれ個性があり、成長の段階やスピードが異なります。
表現の仕方や物事への取り組み方にも成長が現れてきますので、作品そのものだけではなく、製作過程も含め 様々な角度からお子さまの成長を感じ取って頂けたらと思います。

ジュエリー教室、オーダーメイド・ジュエリー、こどもアート教室と、親子孫3代でアトリエへ通って下さっているお客様もいらっしゃいます。

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Q4、嬉しかったことは何ですか?

ジュエリー教室の皆様が、ご自分が作ったジュエリーを身に着けていると、周りの方から必ずお褒めの言葉を頂くそうで、それを聞くことも楽しみのひとつとなっています。
アート教室では、「先生、教えてよ〜!」と最初は泣いていた子供も、1年くらい経つと、新しい生徒さんに

「真樹先生にやり方を聞いたら、先生の作品になっちゃうから、自分で考えなきゃダメだよ」と言うようになります。

私の理念を理解していることがわかり、とても嬉しいです。「伝えたいことは、きちんと伝わっているな。」と感激する瞬間です。

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Q5、周りからの反対はありましたか?(家族・夫・子ども・姑・舅・ママ友など)その時、どう思いましたか?

周りの方からの反対は全くありませんでした。
ジュエリー教室もアート教室も、周りの方から「やって欲しい」との声を多数いただき、始めましたので、皆様にご協力いただき、感謝しています。
夫や息子にも、イベントの度にたくさん手伝ってもらっているので、とても助かっています。

 

Q6、その活動の原動力は何ですか? 
(何かを始める・継続することはスゴいこと。読者にヒントを下さいっ。)

とにかくアートが好きだからでしょうか。
デザインをしている時や、アート活動をしている時が一番幸せで、楽しいから続けられるのだと思います。
常にアートに浸れる環境に身を置くことで、エネルギーをもらっています。

子供たちが作品を創っている姿を見ている時や、子供たちが創った作品を見ている時も、本当に幸せな気持ちになりますので、それが原動力になっていると思います。

 

Q7、将来はどんなイメージを持っていますか? (夢・目標について)

ジュエリー教室の生徒さんたちは、今でもすでに長いおつきあいとなっているので、今後も変わらずお付き合いしていることと思います。
新しい方もどんどん増えて、情報発信のサロン的な役割を担っているとイメージしています。
 アート教室の方は、生徒さんたちが成長して、今はまだ無い面白い仕事に就いたりしているでしょう。
創造力の豊かな面白い大人に成長した子供たちが、アトリエに遊びに来て、小さな子どもたちに面白いことを伝える場になっているだろうなと想像しています。
アトリエが 地域の大人から子どもまでが集う風通しの良いコミュニケーションの場となり、社会貢献活動に繋げていけると嬉しいです。

 

Q8、プライベートではどんな人ですか?(ママ・妻・女性として)

愛夫家。人が好き。趣味は、ヨガ、ダンス、スキー、スノーボード、読書、美術鑑賞・舞台鑑賞。

思い立ったら すぐに行動。お料理以外の家事が まったく出来ません。

 

Q9、新宿との縁(ゆかり)について教えてください。(地元?地方出身者?働いている?)

夫も私も、結婚前から四谷地区に住んでいます。
都会にいながら、四季を感じることが出来る新宿御苑が好きです。

 

最後にメッセージをお願いします。

「こんなに面白いアトリエは、他に無いから、続けてもらわないと困る」と言ってくださる支持者の方々のおかげで、ここまで続けて来られました。
いつもご理解とご協力いただき、心から感謝しています。
日々精進していきたいと思っています。

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<インタビューを終えて>

ジュエリーデザイナーのキャリアを生かして、自分らしい生き方をしている今泉さん。
ご本人と話しながら、意思のあるまっすぐな瞳と、その奥にある優しさがとても印象的でした。
人それぞれに「等身大」というものがあると思います。

それを、無理しすぎず他者と比べず自分が出来ることをしながら、
それを周りの方達に理解してもらい支えてもらいながら活動している姿。

自分の出来ること・やりたいことをしている方からいつも前向きなエネルギーを感じます。

担当:カオリコ
 

 

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