kaoriko 一覧

独りの時間

それが正しいとか、正しくないとかの判断ではなく。
そのことに対して、どうしたいのか。どう思っているのか。
自分の気持ちがどこにあるのか、表面に出て来たものだけで判断するのには浅はか過ぎることが多い。

ただ、結果として浮き彫りになった感情は間違いではなく。
その深層にあった感情を掘り下げて行く。

自分の思考の癖を紐解きながら。

 

 

前田カオリコ
コミュニケーション・コンサルタント
登録商標 魅話力

1976年生まれ 新宿区在住
2児の母

株式会社リコラボ 代表取締役
新宿区発のママ*サークル「ブルーミング・マム」代表
新宿区子ども・子育て会議委員
2016/2017年度 新宿子育てメッセ 実行委員長
日本メンタルヘルス協会 研究修了カウンセラー


電話越しの声

子ども達の就寝前に帰れない時には、息子から電話が掛かって来る。
「ママ、今日は何時に帰ってくるの?」
「そうだね。ちょっと遅くなっちゃうから23時くらいかな。」
「分かった。今日はね、○○したんだよ。それでね・・・」と、

ほんの数分にも満たない会話。
それがとても大切なことだと理解している。

母親の不在が淋しさを生むこともあるだろう。
その淋しさを補うための確認作業。

電話に出て、ママは必ず帰ってくるという安心感と。
ママに話を聞いてもらえるという居場所の確認。

ママの顔が見えないから、不安になる。
どこで何をしているのか分からないから。
帰ってこないかも知れないという不安を除きたい。

娘には、現場の写真をLINEで送り、ママの仕事を伝える。
家庭では見られないママの一面。
そうやって仕事をしているということを。

いい母でいることとは何なのだろうか。
いい母親とは何を指すのだろうか。
誰が決めるもので、評価されるものなのだろうか。

私はわたしの生き方を摸索し、信念を持って生きている。
その都度、悩み考えながら前へ進むのだ。

暴走しがちなために、立ち止まり、自分の位置を確認しながら。

母親の視野を狭くしてしまっては、子ども達の視野だって狭くなる。
子ども達が飛躍しようとした時に、私の世界が小さければ応援だってままならない。

心配事が先に立ち、子ども達の可能性を潰したくないからこそ。
私は自分の人生に真剣に向き合い、我が子達の育成に心を砕く。

子供の成長と共に。
自分が成長していくことで、子ども達との信頼関係を築きながら。
私は今日も、わたしの生き方を摸索する。

人生の設計図を持ちながら。
軌道修正を入れながら。

人格形成に最も必要なたっぷりの愛情を、我が子達に注ぎながら。
笑い声が聞こえる家庭で在りたいと願い、実践することを。

前田カオリコ
コミュニケーション・コンサルタント
登録商標 魅話力

1976年生まれ 新宿区在住
2児の母

株式会社リコラボ 代表取締役
新宿区発のママ*サークル「ブルーミング・マム」代表
新宿区子ども・子育て会議委員
2016/2017年度 新宿子育てメッセ 実行委員長
日本メンタルヘルス協会 研究修了カウンセラー


任期を終えて(実行委員長という立場)

2年間。
私は、新宿区の「新宿子育てメッセ」という乳幼児〜小学校低学年までの子供と親を対象にしたイベントの実行委員長として動いた。

就任した時は、第7回目のイベント。
せっかく実行委員として出席するなら、委員長をやりたい。と立候補したのである。

私にはやりたいことがあった。
いわゆる会議という名のものは往々につまらない。
そして、つまらない会議の後に、ランチやお茶をしながら、お互いに考えていることを初めて言う。という、実に無駄なことを省きたかった。

会議は月1回の招集。
その会議を有意義にすべく、私が取った行動は「思ったことを発言する。」という一見、空気の読めない委員長のようでもあったと思う。

私はただ、「委員長があんな風に言いたいことを言う雰囲気であるのならば。」と、委員自身も便乗して言いたかったことを発言出来る雰囲気作りをしたいだけだった。

分からないことを分からないと素直に言い、教えてもらいながら、同じ目的に向かって足並みを揃えていく。

私自身が、実はとても楽しかった。
会議に参加している団体の人達と会話をし、何を考えているのか。どんな活動をしているのか。
それぞれが、自分達のミッションを持ち、それに向かって活動しているのだから。
私がやっているブルーミング・マムの活動を紹介することもしばしばあった。
参加団体は51。
その内、常時出席する人数は20名前後。
各団体の代表、スタッフが一堂に会して話し合いが出来る貴重な時間。

子育て支援をするボランティアとして、20代〜60代までが意見を交わすというのは、
簡単なようでいてそうでもない。
腹の底で何を想うのかは別として、私はお互いが協力し支え合いたいという関係性を築きたかった。

こんな風に私は、みんなに育ててもらいながら、委員長という立場について多くのことを学んだ。

何を期待されているのか。
何をすればいいのか。
私は、何をしたいのか。

地域のつながりをもつ。
とても簡単に言ってしまうけれど、実際はどうしたらつながれるのだろう。
まずは、団体同士が仲良くなること。
知り合って、そのニーズはここの団体さんがいるわよ。と紹介し合えること。
新宿区が面で繋がったら。
あぁ、なんて心強いのだろうと。

私はみんなのことが大好きで、その好きなみんながつながり、笑顔で居られる環境があること。
それが当たり前の環境になること。

育児をする社会そのものが、成熟して、地域で、お互いに成長すること。

私は、子育てメッセで、私も育ててもらった。
そんな温かな人達に囲まれて。

その恩を返すには、やっぱり子育て・ママ・社会とのつながりの重要性を発信し続けることなのだと思うし、私自身がそのことをやり続けることなのだ。

前田カオリコ
コミュニケーション・コンサルタント
登録商標 魅話力

1976年生まれ 新宿区在住
2児の母

株式会社リコラボ 代表取締役
新宿区発のママ*サークル「ブルーミング・マム」代表
第一期・第二期 新宿区子ども・子育て会議委員
第7、8回新宿子育てメッセ 実行委員長 (2016/2017年度)
日本メンタルヘルス協会 研究修了カウンセラー


起こりうること。

言葉を失う。
言葉を紡ぎ出せない。

それは、意外でも何でもない。
生きていれば、様々なことに直面する。
だからと言って、平常心で居られることとは別である。

私はその言葉を耳にした途端に脳がフリーズした。
思考が止まり、次の瞬間には、
緩やかに見える無意識の意識が高速で動いていたように思う。

それは私の未来をも予測しているのだろうか。
そして私は、何をどうしていいのか分からなくなる。

ナニモナイ日常など、存在しない。

その人に似合った出来事しか起こらない。
その人が乗り越えられる試練としか出会わない。

そんなことを耳にしたことがあるけれど。
そう。
生きていれば、いろいろなことが起きるのだから。

 

 

前田カオリコ
コミュニケーション・コンサルタント
登録商標 魅話力

1976年生まれ 新宿区在住
2児の母

株式会社リコラボ 代表取締役
新宿区発のママ*サークル「ブルーミング・マム」代表
新宿区子ども・子育て会議委員
2016/2017年度 新宿子育てメッセ 実行委員長
日本メンタルヘルス協会 研究修了カウンセラー


リセット模様替え

長女が部屋の模様替えをしたいと言い出したので、2週間前から予定していた今日。
子供部屋のレイアウトを変更した。

いい機会なので、断捨離。
断捨離という言葉が出る前から、
部屋の片付けというものは、処分することだと教えられていた。

「右にあるものを、左に移したところでキレイになるものか。」
というのが父の教え。

まぁ、そうだわね。と納得していただけに、ためらいはない。

引き出しいっぱいに入っていたヘアアクセサリー(ヘアゴムやカチューシャなど)。
幼稚園の頃からの思い出だけれど、全く使われない現在。
何せ、6年もの月日が流れている。
息子のミニカー・ロボット類も今やガラクタと化している。

誰かに譲ろう・・と思い続けていたものの、いざ持って行く機会を逸していたため
今回は、手放すことに。
結局、なんだかんだと45ℓのゴミ袋8個分。
不要品がこれほどまでに詰まっていたら、片付くものも片付くものか。

過去の思い出も大切だけれど、まだまだ未来を生きるので一旦リセット。

久しぶりに1日中じっくりと時間を掛けて、
自宅の掃除が出来たことが何よりも満足だった。

 

ついでに、娘の髪を切ることに。
前髪を作りたいというので、カット。
ボリュームが多いので、全体に鋤いてあげた。

小学6年生。
髪を解きながら、頭を触りながら。
娘とのコミュニケーション時間。

私を母親にしてくれてありがとう。
胸の中でつぶやきながら。

成長していく我が子の姿が、
これほどまでに愛おしいなど想像出来ただろうか。

親がしてあげられることには、限りがある。
本人の生きる力を養えるように。

今日も見守りながら、関わりながら。
明日も笑顔でいられますように。

前田カオリコ
コミュニケーション・コンサルタント
登録商標 魅話力

1976年生まれ 新宿区在住
2児の母

株式会社リコラボ 代表取締役
新宿区発のママ*サークル「ブルーミング・マム」代表
新宿区子ども・子育て会議委員
2016/2017年度 新宿子育てメッセ 実行委員長
日本メンタルヘルス協会 研究修了カウンセラー


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