今年度、私は「新宿区子ども・子育て会議」の委員として出席している。
これは、区の委嘱を受けての役割。
もちろん、自分でエントリーした。
行政がどのような方針で、どんなことをしているのか知りたかったから。
そして、自分の声で現状を伝えたかった。
学識者・業者・幼稚園・保育園・民間などから選出された10数名。
そして、区の関わる人々20名前後。
その雰囲気は、私にとって馴染みのないものだったらこそ、すごく新鮮で緊張感と好奇心を刺激した。
一方で、私は新宿区が主催の「新宿子育てメッセ」の実行委員長を任された。
こちらも、自分でやると申し出た。
新宿区で活動している団体・個人のボランティアの50団体前後で構成している組織。
新宿区の乳幼児人口が約1200〜1300人という。
その半数の保育園を区が準備しているのだ。
では、その残りの半数は家庭で過ごしているという事実を知り、そこにもっと目を向けて欲しいと。
保育園に預けること、預けたくても様々な事情で入所出来なかった場合のサポート。
区は、「これだけ用意しているよ。充実しているでしょ。」
というスタンスではなく、現実の声にもっと耳を傾けてもらいたくて。
2児の母である自分と、第一子を出産した母親のサポートをしたいと立ち上げた団体。
「ブルーミング・マム」というママ支援の代表としての顔を持っている。
ママの現実から、一番近いところにいるのだと自負している。
母親達は、様々な側面を持っている。
特に新宿区は「多様性」という言葉がピッタリすぎる。
だからこそ、それぞれの現実を知りながらも、自分の力で出来ること・協力して出来ることを考えながら環境の改善・向上に力になりたい。
コミュニティの重要性。
つながりをどのように拡げるのか。
それが、課題なんだ。
育児は集団で行うもの。それが、本能に組み込まれているから。
先日のNHKスペシャル
「ママたちが非常事態!?~最新科学で迫るニッポンの子育て~」より。
知れば知る程、その重要性・必要性を感じる。
そして、自分に何が出来るかが見えてくるのだと信じて。
前田カオリコ
話し方プロデューサー 魅話力 (R)
1976年生まれ 新宿区在住
2児の母
新宿区発のママ*サークル「ブルーミング・マム」代表
新宿区子ども・子育て会議委員
2016年度 新宿子育てメッセ 実行委員長
昭和女子大学 社会人メンター
小学校英語指導者資格
日本メンタルヘルス協会 公認心理カウンセラー
『魅話力®』検定 作成中