【勘違いしない備忘録】好きなことをやって生きる

とにかく私はものぐさなので。
自分の興味のあることにばかり夢中になる性質である。
ビジネスにおいても、個性を伸ばすことにおいても「好きなことをやる」ということはとても重要であるし、効率も良くなると言われている。
実際そうであるだろうと思うので、そこを否定するつもりはない。

ただ、今の私にとって言えることは。
好きなことだけでは頭打ちが来るということだ。
経理が苦手だからと一生避けて通っていいのだろうか。
世の中の仕組みがあるというのに、そこをやらずして「好きなこと」=「道楽」だけでいいのだろうか。(私の場合だけれど)

全くもって今更であるが。
周りから小言を言われるのがほとほと嫌なので。
自分で成せるようになりたいと。
そして誰かの役に立ちたいと思いながら、知識を入れることの大切さを。
教育を受けることの重要性と贅沢さに。
勉強が苦手だからと避けていいものだろうか。

よくもまぁ、自分がこんなことを言い出すようなるとは。
過去の自分も大層驚くだろうけれど。

自分の都合のいい言葉だけに溺れて、現実を見ないということの勿体無さを。
できることの可能性を信じて。と声高に叫んだとしても。
自分自身のことを律するというのはやはり難しく。
だからこそ、師に学び、友と過ごし、新しい人から刺激を受けることを続けるのだ。

今、私はビジネスモデルを考えに考えている。とても真剣に。
収益のないところに社会貢献が成り立たないということを身に沁みて感じているから。
そして、教育を受ける環境もしかりだけれど。
その教育を受ける側のマインドの成熟を求めて。

人は変わる。
そのことを自分自身が実感としてあるのだから。
責任と立場で人は創られる。
教育と指導によって人は生かされる。

あくまでもポジティブに捉えながらも。
その逆もしかりであることを肝に命じて。

我が子に何を見せられるだろうか。
私の覚悟はどこにあるのだろうか。
オトコもオンナも自分に誇れる生き様で
この100年時代を生き抜いていこうではないかと。

新元号になる時代を控えて。
私もその畝りに乗りながら。

冒頭に戻るが。
好きなことを極めるには。
やっぱり乗り越えるために、苦手なことにチャレンジすることになる。
最終的には好きなこと、やりたいことを極めるための手段なのだから。
厭わずにやればいいのだけれど。
変わらずに苦手だわー。と言いながらも。
私は10年掛かったけれど。
ビジネスモデルを立ち上げて。
収益を上げる。ということの意味を噛み締めて。

継続していくためには。
企業として、法人として。
法のもとに人格を作り出したのだから。
私が生んだ子として。
成長させていかねばならないし、させていきたいと心から思えるようになってきた。

実感というものは。
会社を登記した時よりも。
時を経て、実際にどのようなものなのかを知りながら。
視点が変わることで得られる考え方に触れながら。

なんだかんだと言い訳したけれど。
結局、私は今の状況が苦しくても楽しいと思えるということを綴りたかっただけで。
なぜならば、あんなに理解不明だったことがようやく自分ごととなり。
何度もチャレンジした事業計画が、ようやく私の中に芽生えているのだから。
自信のなかった当初から。
綺麗事だけではない現実を肚落ちさせている。

前田カオリコ
フリーアナウンサー
コミュニケーション・コンサルタント
登録商標 魅話力(みわりょく)

1976年生まれ 新宿区在住
2児の母

一般社団法人ブルーミング・マム 代表理事
株式会社リコラボ 代表取締役
1期・2期 新宿区子ども・子育て会議委員
2016/2017年度 新宿子育てメッセ 実行委員長

高校時代にロータリークラブの青少年交換留学生として1年間アメリカ・ミネソタ州に留学。
ヨーロッパ・アメリカ・カナダ・アジア各国の学生との交流により価値観の多様性に触れる。
子連れホームスティ・三世代ホームスティなどを経験。
「自分が大好きになる子育て」をテーマに子育てに関する講師としても活動。

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