仕事は人を成長させる。
またその逆もしかり。
それでも。
人と関わることで、自分を知る。
相手のことを理解する努力をする。
人は感情の生き物なのだから。
そして、私はそこが好きなのだ。
どんなに腸(はらわた)が煮えくり返る経験をしても。
怒りが心頭に発したとしても。
コミュニケーションが解決すると信じている。
相手を全否定することができない私は。
なぜ、そういう行動や発言になる経緯を想像する。
そして本人と話をする。
憶測だけでは難しく。
私に出来ることは話すことしかない。
とは言え。
いつも剥き出しの私の心は。
さまざまな出来事に耐え得る程に強靭ではなく。
直にダメージを受けるので。
まぁまぁ大変である。
在宅で仕事をするようになり。
コロナ渦中でありながら、仕事の処理能力を問われるほどに山積みになっている中で。
オンラインで会話をしている時に、不意に涙を流した私に。
そっと隣の部屋からハンカチを渡す中3の娘。
別の日も、オンラインで会話をしていて、
同じ部屋でゲームをする息子(小6)が気にかける。
働く母の姿と、日常の母の姿を。
この子たちはどう見ているのだろうか。
人に助けられて。
支えられて。
私も支えられる人でありたいと願い。
今日も自分と相手と向き合いながら。
次々と起こりくる出来事の波を。
決して上手に乗りこなすことは出来ていないけれど。
私なりの泳ぎ方で、時々溺れそうになりながらも。
助けてくれる人たちの手の温もりに息を吹き返す。
前田カオリコ
フリーアナウンサー
コミュニケーション・コンサルタント
登録商標 魅話力(みわりょく)
新宿区在住
2児の母
一般社団法人ブルーミング・マム 代表理事
ママ解放区®️プロジェクト 代表
株式会社リコラボ 代表取締役
1期・2期 新宿区子ども・子育て会議委員
2016/2017年度 新宿子育てメッセ 実行委員長
高校時代にロータリークラブの青少年交換留学生として1年間アメリカ・ミネソタ州に留学。
ヨーロッパ・アメリカ・カナダ・アジア各国の学生との交流により価値観の多様性に触れる。
子連れホームスティ・三世代ホームスティなどを経験。
「自分が大好きになる子育て」をテーマに子育てに関する講師としても活動。