驚くことではないのだけれど。
中学受験がしたいと言い出した半年前。
塾選びに奔走した。
小5の春。
2月から通い出した塾にも慣れて。
クラスの人間関係も変化しているのだろうと思いながら。
受験したかった理由が。
違う環境で勉強したいというものだったのに。
小5になって。
オレは、みんなと同じ中学に行きたい。と言い出した。
はいはい。わかりましたよ。
そう簡単にはいかないのが親としての正直な気持ちで。
理由を聞きながら。
すぐに塾をやめるという選択はまだない。
本当に考える。
気持ちがころころ変わることにも。
それでも。
高望みとはなんだろうと考えたり。
等身大で十分だと思ってみたり。
急ぐ必要はないけれど。
無為に過ごしているような気になるのは。
もっと大人になる前にたくさん経験できるのよ。と伝えたいからなのだろうか。
もどかしさを抱えながら。
今日も元気に学校に行けることに感謝しながら。
まだまだ世間の狭い考え方なのかも知れないけれど。
振れ幅のある人生を愉しんでもらいたいと願うのだった。
前田カオリコ
フリーアナウンサー
コミュニケーション・コンサルタント
登録商標 魅話力(みわりょく)
1976年生まれ 新宿区在住
2児の母
一般社団法人ブルーミング・マム 代表理事
株式会社リコラボ 代表取締役
1期・2期 新宿区子ども・子育て会議委員
2016/2017年度 新宿子育てメッセ 実行委員長
高校時代にロータリークラブの青少年交換留学生として1年間アメリカ・ミネソタ州に留学。
ヨーロッパ・アメリカ・カナダ・アジア各国の学生との交流により価値観の多様性に触れる。
子連れホームスティ・三世代ホームスティなどを経験。
「自分が大好きになる子育て」をテーマに子育てに関する講師としても活動。