ストレスと髪の関係

ほぼ毎月美容院に行く。
専属スタイリストとしてお願いしている臼倉氏曰く。

「ストレスは髪に出るからね。
その人がどう生きてきたかは、髪を見ればわかる。」と言い切った。

あー、そうだった。
その時の私の髪の状態が最悪だったからこそ。
ぐっさりとその言葉が胸に刺さった。

この夏。
私の髪はストレスにさらされていたようなものだった。
意識をしていなかったけれど。
伸ばしかけた髪の一部が、潤いを失い。
ジリジリになって、バサバサになってしまったのだ。

もともと毛量が多く、太い髪質なのだけれど。
サラサラと素直な髪だった。
それが、産後でもないのに。
ザラザラとしてしまったことに。心を痛めた。

年齢のせいにしてしまっていいのだろうかとか。
悩みまくった。
けれど。
ストレスを感じていると自覚したこと。
そして、やっぱりハッピーに生きたい。と願ったことで。
私の髪は回復した。

そんな単純なことでいいの?と思われそうだけれど。
実のところ。
私の髪はサラサラに戻った。

正直、ヘアートリートメントやメンテナンスに頼ったけれど。
どれもあまり効果がなかった。

健やかに生きることが。
身体の表面に現われることを実感し。

やはり笑いのある人生を。時間を重ねてゆきたいと思うのだ。

 

 

前田カオリコ
フリーアナウンサー
コミュニケーション・コンサルタント
登録商標 魅話力(みわりょく)

1976年生まれ 新宿区在住
2児の母

一般社団法人ブルーミング・マム 代表理事
株式会社リコラボ 代表取締役
1期・2期 新宿区子ども・子育て会議委員
2016/2017年度 新宿子育てメッセ 実行委員長

高校時代にロータリークラブの青少年交換留学生として1年間アメリカ・ミネソタ州に留学。
ヨーロッパ・アメリカ・カナダ・アジア各国の学生との交流により価値観の多様性に触れる。
子連れホームスティ・三世代ホームスティなどを経験。
「自分が大好きになる子育て」をテーマに子育てに関する講師としても活動。


今になって思い出すこととか(両親編)

ふと。
料理をしながら思い出した。
今晩の夜ご飯は「肉じゃが」。
私もあまり味見をしないで作って、そのまま食卓に出すことが多い。

ふと。
父親が母の料理を褒めていたことを思い出した。
3人兄弟の私。
小学生とか中学生とか。うろ覚えだけれど。
父と母の会話の噛み合わなさ加減には、ものすごく違和感があったし、
なぜ、そうなのだろうといつも思っていた。

父:「今日の○○はうまいなー。」
母:「そう?味見しないで作ったのよね。」
父:「・・・。」
母:「急いでるから、味見してないんだけど。」

そんなようなことを言う。
母は、なんて空気が読めないんだろうといつも思っていた。

せっかく褒めているのに。
よかった。ありがとう。嬉しい。
そういう言葉が出てきたら。

きっと、そのまま父は機嫌よく食事ができただろうに。
そして、私たち(子ども)も不穏な空気にさらされずに済んだのに。
そんな風に思っていた。

なぜ、ふとそう思ったのかというと。
結婚して妻になり。
出産して母になり。
毎日料理をしている中で。
夫に「美味しい。」と言ってもらえないことの淋しさを感じるからだった。

「ねー、今日のご飯美味しいでしょ。」
そう言ったところで。

「まー、普通かな。」
「えー、なんで。超美味しいじゃん。」
「そうかなー。」とか
「これ、何て料理?」なんて言われた日には。

黙って食べろ。
と言いたくなる衝動を抑えて。

きっと両親にも、私たち(子ども)にわからない思惑があったのだろうけれど。
ただ、そこ(手料理を褒めてくれること)だけ切り取って思うと。

父はきっと本当にそう思って言っていたように思うと。
母にはそれなりに気を遣っていた部分があるような気がする。
ただそれだけのことだけれど。

誰かに褒めてもらったら。
自分が作ったものを「おいしい」と言ってくれたら。
私は「ありがとう」と言えるようでいたいと思ったことを思い出す。

子どもたちは素直に
「今日の肉じゃがウマい。」と言ってくれるので。
「そうでしょー。だってママの愛情がたーっぷり入ってるからね。」と
すぐに調子に乗っててしまうけれど。

手作りの料理を、美味しいと言ってくれるだけで。
どんなに忙しくても。毎日作ることが大変でも。
ふっと気持ちが軽くなるのだから。

 

 

前田カオリコ
フリーアナウンサー
コミュニケーション・コンサルタント
登録商標 魅話力(みわりょく)

1976年生まれ 新宿区在住
2児の母

一般社団法人ブルーミング・マム 代表理事
株式会社リコラボ 代表取締役
1期・2期 新宿区子ども・子育て会議委員
2016/2017年度 新宿子育てメッセ 実行委員長

高校時代にロータリークラブの青少年交換留学生として1年間アメリカ・ミネソタ州に留学。
ヨーロッパ・アメリカ・カナダ・アジア各国の学生との交流により価値観の多様性に触れる。
子連れホームスティ・三世代ホームスティなどを経験。
「自分が大好きになる子育て」をテーマに子育てに関する講師としても活動。

 


息子の成長と私のうっかり

小4の息子。
塾のテストの時間を間違えて教えてしまった私。
自宅から自転車で5分程の距離にある塾なので、
見送ったと思ったら、10分後に帰宅。
10時からのテストなので、15分前に家を出た。

私:「あれ、おかえり。」
息子:「ママ、誰もいなかったよ。」
私:「え?!ごめん。ママ間違えてた?」
息子:「本当は何時なの?」
私:「もしかしたら、12時だったかも。」
息子:「わかった。じゃ、行ってくる。」
私:「どこ行くの?」
息子:「児童館。」

そのやりとりに。
私を責めることなく。
しかたねーな。という雰囲気で。
遊びに行ってしまった。

多分。
少し前の息子だったら。
「もうテスト受けに行かない!」と言い出していたかもしれない。
私は、そう言うのかと身構えていた。
自分の失態に。
大きく反省をしながら。
息子が私を責めるわけでもなく。
その事実を受け止めて。

11時過ぎに児童館から帰宅して。
早めの昼食を食べ。
再び、塾にテストを受けに行った。

何気ないことだろうけれど。
成績よりもまず、このことが嬉しかった。
息子の成長を感じ。

今も目の前で宿題をしている。
当たり前のことなんてなくて。
穏やかに自発的に行動する姿を見ることで。

何気ない日常から、幸せを感じるのだった。

 

前田カオリコ
フリーアナウンサー
コミュニケーション・コンサルタント
登録商標 魅話力(みわりょく)

1976年生まれ 新宿区在住
2児の母

一般社団法人ブルーミング・マム 代表理事
株式会社リコラボ 代表取締役
1期・2期 新宿区子ども・子育て会議委員
2016/2017年度 新宿子育てメッセ 実行委員長

高校時代にロータリークラブの青少年交換留学生として1年間アメリカ・ミネソタ州に留学。
ヨーロッパ・アメリカ・カナダ・アジア各国の学生との交流により価値観の多様性に触れる。
子連れホームスティ・三世代ホームスティなどを経験。
「自分が大好きになる子育て」をテーマに子育てに関する講師としても活動。


ひっそりと回復する時間

時々無性に活字に飢える。
日々のあらゆることに向き合いながら、
自分と向き合う時間をおろそかにしていたことを思い出す。

旅先で一冊の本と出逢った。
原田マハ著「さいはての彼女」

彼女の名前は何度も目にしていたけれど。
どうにも最近は横着者になっていて、
読んだことのない作家の本を手にすることをしなかった。
完全に惰性だった。

私は彼女の本に没頭し、自己投影する作業で自分を浄化した。
旅から戻ってすぐに、図書館で予約をして借りた数冊の本。
それを媒体に、私は自分が涙を流すことを許した。
ぐずぐずになりながら、翌朝は目が腫れるくらいに泣いたのは久しぶりで。
鏡に映る自分のやぼったい顔とは裏腹に、すっきりとした私がいた。

ストレスは涙で浄化するのだから。
抱えているものを洗い流すには、きっかけが必要だった。
映画がその役割を果たしてくれることもあれば、活字がそうであることが多い。

抱えているものを手放す。
身体に蓄積されたものを解放させる。

その手段を忘れてしまうと。
いつしか余裕がなくなり。
人にも自分にも優しくなれなくなってしまう。

アナログの時間を忘れないようにしながら。
デジタルネイティブの世代は。
どうやってバランスを取っているのだろうか。
ふとそんなことが気になって。

明日、娘に聞いてみようと心に留める。
中学生になった我が子との会話は、
母としての別の喜びや愉しさをもたらしている。

親としてできることを。
たっぷりの愛情を注ぐことを。
笑い声のある家族でいられるように。

私は自分でバランスを取ることで、
再び自然体でいられることに感謝する。

 

 

前田カオリコ
フリーアナウンサー
コミュニケーション・コンサルタント
登録商標 魅話力(みわりょく)

1976年生まれ 新宿区在住
2児の母

一般社団法人ブルーミング・マム 代表理事
株式会社リコラボ 代表取締役
1期・2期 新宿区子ども・子育て会議委員
2016/2017年度 新宿子育てメッセ 実行委員長

高校時代にロータリークラブの青少年交換留学生として1年間アメリカ・ミネソタ州に留学。
ヨーロッパ・アメリカ・カナダ・アジア各国の学生との交流により価値観の多様性に触れる。
子連れホームスティ・三世代ホームスティなどを経験。
「自分が大好きになる子育て」をテーマに子育てに関する講師としても活動。


全国家庭教育支援研究協議会での発表

先日、文部科学省(虎ノ門)にて
新宿区家庭教育支援チームを代表して発表する機会に恵まれました。

全国から17チームの発表があり、関係者がぞろぞろ。
「うわぁ。場違い度100%」という思い込みによる緊張感。
しかしながら、堂々と思いの丈を伝えてきました。

(緊張するのがわかっていたので、3分スピーチの練習をして臨みましたよ。
結果、ド緊張で手が震えるくらいでしたので、事前の練習が功を奏して「わかりやすかった」という感想を聞くことができました。)

今回は、「新宿子育てメッセ実行委員会」 というチームで初参加。
その委員の一団体として「ママ解放区プロジェクト」の説明をさせていただきました。

正直に申し上げますと・・・。
子育てメッセに関わっていなかったら、こんな機会に触れることなど無いに等しく。
出展募集の情報すら届きませんし、恐れ多くて(場違いな気がして)チャレンジもしなかったことでしょう。

資料を作成して提出。
各チームの発表を聞きながら、取り組みの素晴らしさをどう伝えていくのかということの重要性を再認識した次第です。

見やすい・わかりやすい・伝わりやすい。
そういう視点。
取り組みをストレートに相手に理解してもらえること。
もともと様々な人たちが生活しているのだから、そのどの部分の人たちにアプローチしていくのかという定義もあるのだけれど。
取り組みを通じて、何がどういう成果をもたらしたのか、また課題は何か。が共有できるような時間になるとよりよいのだろうと感じた次第です。

新参者らしい目線、ご勘弁ください。

会場がスーツの皆さんで埋め尽くされます。
その光景に怯(ひる)みつつ、黄色のワンピースで参戦・・参加してきました。

私達の取り組みは男女共同参画や公民連携事業にも通ずるものがあるのだろうと感じつつ。
それでも母親が笑顔で生活できることが当たり前になって欲しい。

そんな思いで活動しているので
発表の場として、このような機会をいただけたことが何よりもありがたく。

私はどちら(行政・民間・企業)も行き来しながら、同じように発信ができたらいいのにという理想を再び掲げてしまいました。

なぜなら、笑顔で暮らせることはそれぞれの願いなのだから。
何人たりともその権利を奪われることなく。
その想いを胸に。
共存する社会・尊重しあえる社会を創っていけたらと考えています。

 

今回の報告リポートはこちらのブログ
詳細を書きましたのでご一読いただければ幸いです。

 

前田カオリコ
フリーアナウンサー
コミュニケーション・コンサルタント
登録商標 魅話力(みわりょく)

1976年生まれ 新宿区在住
2児の母

一般社団法人ブルーミング・マム 代表理事
株式会社リコラボ 代表取締役
1期・2期 新宿区子ども・子育て会議委員
2016/2017年度 新宿子育てメッセ 実行委員長

高校時代にロータリークラブの青少年交換留学生として1年間アメリカ・ミネソタ州に留学。
ヨーロッパ・アメリカ・カナダ・アジア各国の学生との交流により価値観の多様性に触れる。
子連れホームスティ・三世代ホームスティなどを経験。
「自分が大好きになる子育て」をテーマに子育てに関する講師としても活動。


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