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帰省について

新年を迎えました。2016年です。

1年を振り返るのは大晦日までと思っているので、新年はこれからの日々をイメージしたいと思いながら。

 

年末に小学校の同級生と会った。中学時代の友人とも会った。

私は信州で生まれで、18歳までずっとそこに居た。
18歳の夏にアメリカ留学をして、帰国後に大学で上京をした。

価値観のモノサシが拡がる前の友人達との再会。
信州の自然に触れながら、自分の原点を見た。

私はここで素地・基礎が育まれ、現在があるのだ。
新宿でなんとなく影響のあることをしたいと思っていたけれど、それがただの奢りでしかないということを突きつけられたような感覚になった。

 

それが、打ちのめされたとか、買い被りだとか、そういうものではなくて、自分の原点を知る事で、人は経験値によって変わること、向上心があることで成長すること、求めることで変化すること。を確認する作業だったと思う。

 

リセットする時間をもらったことで、私はやっぱりいつもまでも私らしく居たいんだと思った。
憧れる姿は、シャープ・エレガント・クール・ビューティー・などと挙げればキリがないけれど、自分にあるキュート・チャームさ・アホさ加減を味方にしなくちゃ。とも思ったりして。

 

とにかく、新年は明けた。

実家に帰ると全身の細胞が弛緩して、子どもに戻ってしまうことに抗えないことに、ちょっとの落胆を拭えずにいながら。

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前田カオリコ

エッセイスト・話し方プロデューサー

1976年生まれ 新宿区在住
2児の母

新宿区発のママ*サークル「ブルーミング・マム」代表
新宿区子ども・子育て会議委員
2016年度 新宿子育てメッセ 実行委員長
昭和女子大学 社会人メンター
小学校英語指導者資格
日本メンタルヘルス協会 公認心理カウンセラー
『魅話力®』検定 作成中

 


スタイリストの存在

2年前から専属のヘア・スタイリストさんにお願いしている。

カオリコの内面を外面に引き出す仕事をしてくれている人。
それをミッションとして、毎回予想もしない角度からの提案をしてくれるのだ。

その技に、いつも感嘆の息が漏れる。

 

現状の私の姿と、ちょっと先をイメージした私の存在感を見事にヘアカットやカラーリングで表現してくれる。

この「ちょっと先」というのがとても重要で、その存在感に追いつくための努力を強いられることも自分の内面と向き合う作業になる。
そのお陰で、私は自分の在り方に自信を持ち、確固たる方向性を確認するのだ。
もともとチャレンジ精神が旺盛な私に、確かな技術(アジアのヘアカラーチャンピオン!)と遊び心に前を進む力を引き出してもらうことへの感動と感謝の気持ちを表現したいところだが、それを伝えたところできっとこの人は喜ばないだろう。

仕事・プライベートでの結果や充足感を、会う度に伝わるようにすることが恩返しなのだろうと思っている。

 

もちろん、浮き沈みはある。
ただその時も、現実から乖離(かいり)した提案をするのではなく、「カオリコが心地よく生きて行けるように。」というベースにあるバランスが絶妙なのだ。

 

プロにはプロの仕事がある。
どんなプロでも、自分に合うプロに出逢えることが、とても重要。

そして、絶対的な信頼を置けるスタイリストに出逢えたことに今日も感謝して。

 

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前田カオリコ

エッセイスト・話し方プロデューサー

1976年生まれ 新宿区在住
2児の母

新宿区発のママ*サークル「ブルーミング・マム」代表
新宿区子ども・子育て会議委員
2016年度 新宿子育てメッセ 実行委員長
昭和女子大学 社会人メンター
小学校英語指導者資格
日本メンタルヘルス協会 公認心理カウンセラー
『魅話力®』検定 作成中

 

 

 

 


「理念」が成長すると・・・

個人で始めた「ブルーミング・マム」は、「新宿区発のママ*サークル」という団体になって丸2年になる。

団体ということは、もう個人活動ではないのだ。

自分で勝手に決めて、やりたいようにやっていた頃とは違い、情報共有をし、相談し、暴走を止めてもらいながら、感謝する以外に言葉が見つからない。

「全てはママの笑顔から」という理念を掲げ、私の想いに共感してくれた人達が一緒に活動をしてくれたり、協力してくれるようになった。

 

カオリコが考えていることに添って活動しているのではなく
理念に共感して、その中でそれぞれがその理念を理解して一緒に進んでくれている。

私はあくまでも代表であり、全てを決めるという部分から手を引く時になった。
一緒に活動してくれる仲間が納得するように、自分達でルールを作る。
それが、長く組織として存在出来る秘訣だと思う。

「私の気分で振り回してはならぬ。」という当たり前のことに気付いて。

 

「カオリコがどう思うか?」ではなく、「サークルとしてどう在るのか。」になっていることに深い感動を覚える。
手が離れて「理念」の元に組織が成長していく。

ゼロからのスタート。
そこに、沢山の人がより良いものにしようと一緒に考えて、悩んで、そして前に進もうとするステージに立った。

 

今いる仲間にココロから感謝して。
「いつも本当にありがとう。」
「側に居てくれて、ありがとう。」
ラブレターみたいだけど。

それくらい、大好きです。

 

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前田カオリコ

エッセイスト・話し方プロデューサー

1976年生まれ 新宿区在住
2児の母

新宿区発のママ*サークル「ブルーミング・マム」代表
新宿区子ども・子育て会議委員
2016年度 新宿子育てメッセ 実行委員長
昭和女子大学 社会人メンター
小学校英語指導者資格
『魅話力®』検定 作成中

 

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マニュアル・マニア

イベントのマニュアルを読むのが好きだ。
そのマニュアルには、現場の熱意・規模・精度が伝わると言っても過言ではないと思う。

マニュアルと現場のコミュニケーションの在り方で、その現場の空気が決る。

 

そもそもの始まりは、大学時代に経験したイベントコンパニオン。
もう20年前のことだ。(うぉ。光陰矢の如し)

さて、この仕事も奥が深かった。
同じ現場にいるのに、その現場がどのように動いているのかよく分からない。
全体を把握したくなって制作側の意図を見たり・聞いたりすると、やる気が違った。

イベントのプロジェクトが組まれ、試行錯誤があった上で、最終段階で私達は呼ばれることが多い。
その間のあーだこーだの部分が面白そうで、制作サイドに入りたかった時もあったが、結局は表舞台に立つことを選んだ。

だが、現場の動きを知っていると、表に居てもとても役に立つ。

私は特別美しい存在ではなかったが、それゆえ、自分の立ち位置を理解し・必要とされるにはどうすればいのかを模索していたのかも知れない。

いいモノを作りたい。一緒にチームで駆け抜けたい。演者は特別ではなく、チームの役割の1つ。その想いが、いい現場を作り・いい仕事につながるのだ。線引きをする必要が無くなった。

 

女の子は誤解し易い。
「可愛いだけ選ばれているのではないということ」
「キレイなだけでその仕事が降ってくるのではないということ」

そして、もしビジュアルだけで呼ばれたのならば、そこだけに価値がある時代に
多くのことを学んでおいて欲しい。

アラフォーになった今、若さへ嫉妬することはなく、その眩しいエネルギーがあるウチに素敵に成長出来るような応援がしたいと思うのだ。

 

 

立て続けに現場仕事のマニュアルが届き、なんだかそれがとても嬉しくて、今日のコラムになった。

マニュアルは読むのは簡単だけど、作成にはとても時間が掛かる。
方々に確認を取り、落とし込まれた1冊の想い。
だからこそ、自分勝手な判断は出来なくなる。

 

私は、私の仕事を全うする。
そして、plusアルファの仕事を目指して丁寧に走り抜ける。

イベントは終わった時の達成感がたまらない。
この麻薬的な魅力がなんとも現場を離れがたくするのだ。

 

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前田カオリコ

エッセイスト・話し方プロデューサー

1976年生まれ 新宿区在住
2児の母

新宿区発のママ*サークル「ブルーミング・マム」代表
新宿区子ども・子育て会議委員
2016年度 新宿子育てメッセ 実行委員長
昭和女子大学 社会人メンター
小学校英語指導者資格
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カオリコの新ブログ*たわごと徒然草*

新しく、こちらのブログで記事を書くことにしました。

ワタクシの日々の戯言(たわごと)にお付き合いいただけると嬉しいです。

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