2016年06月 一覧

40歳・起業に向けて

起業することにした。

正確に表現するならば、「起業するタイミングがきた。」 なのだろう。

個人事業主として開業届を出したのが、2年前。
それまでは、確定申告を自分でしながらのフリーランス。
フリーアナウンサーとして、主婦として、それで充分だったし、何より欲がなかった。

そこから、家庭を仕事のバランスを計りながら時間を使ってきた。

いつしか、何かフツフツを自分の中で生まれていた。
起業したい。法人にしたい。社長になりたい。

結構、単純な動機だったと思う。
では、いつのタイミングで?個人事業主で充分では?
法人化したら大変・面倒・お金が掛かる・・。など様々な理由から、踏ん切りがつかないまま。

それでも、いつか起業する。という灯(ともしび)はずっと胸の中にあった。
そのタイミングはいつか。と。

先月40歳を迎えた。

40代は、ステージを変えたいと決意した。
そこから、状況はめまぐるしく変化し、登記する準備をしている。

ママのクレッシェンド計画。
仕事と家庭のバランス。
自分のタイミングがやってくる。
でも、それは虎視眈々とその時を準備していたようにも思える。

「こうなったら、どうなるんだろう。」そういうイメージをしてきたけれど、
多くの先人が言う。

「まずは、登記しなさい。そこから責任が生じてやりたいこと・出来ること・見えるものがクリアになるから。」と。

全ては覚悟だ。
やると決めた。

 

そうしたら、会話が変わり、会う人が変わり、時間の使い方が変わってきた。
そう。
私は、こうやってゴツゴツとぶつかりながらも体験していくことで
自分の好奇心を満たしてきた。
そうやって、世間を知り、世の中を知り、成長をしてきたのだ。

会社を作ることは簡単。
その後の継続することを考えたら、やっぱり私は簡単に届けを出せなかった。
「会社を設立することは、法の下で人格を産むことだ。」
と、あるママ弁護士に言われたことを思い出す。

そう、私の3番目の子どもは社会に貢献できる株式会社。
大きく成長をし、必要とされることを願いながら。

想いを乗せて。
これからの出来事をひとつひとつ。
お互いを尊重出来る社会を。

 

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前田カオリコ

話し方プロデューサー 魅話力 (R)

1976年生まれ 新宿区在住
2児の母

新宿区発のママ*サークル「ブルーミング・マム」代表
新宿区子ども・子育て会議委員
2016年度 新宿子育てメッセ 実行委員長
昭和女子大学 社会人メンター
小学校英語指導者資格(J-SHINE)
日本メンタルヘルス協会 公認心理カウンセラー

http://bloomingmom.jp

http://bloomism.jimdo.com


旅に出たくなる衝動

時々、無性に旅に出たくなる。
一人旅が一番気ままで楽しい。

幸いにして、私の仕事が不規則であることが私を救った。

出張ロケがあること。
地方での司会、収録があることが私を正気に保ってくれていたのだ。

 

変わらない日常を大切にしながらも、一方でいつも刺激を必要とする。
アンバランスが、バランスを保つのだ。

 

自分のことを知っていると、ストレス回避になる。

旅に出る。

1人旅を楽しめるというのは、誠に素晴らしい。
そしてそれを理解する家族も。

日々の淡々とした繰り返しと、時々の刺激を。

好奇心の赴くままに、気の向くままに。

 

 

 

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前田カオリコ

話し方プロデューサー 魅話力 (R)

1976年生まれ 新宿区在住
2児の母

新宿区発のママ*サークル「ブルーミング・マム」代表
新宿区子ども・子育て会議委員
2016年度 新宿子育てメッセ 実行委員長
昭和女子大学 社会人メンター
小学校英語指導者資格(J-SHINE)
日本メンタルヘルス協会 公認心理カウンセラー

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「足るを知る者は富む」

 

身の程を知ることは、決して悪い意味ではない。

自分の丈を知っているからこそ、その中での努力が出来る。

努力に報われる、報われないというものがあるとするならば、報われない努力というのは、方向性が違っていたり、運や縁が繋がっていなかったりすることだと思う。

 

私はコンプレックスの塊だった。

飛び抜けて美人でもなく、何の特徴もない普通の子どもだった。

ただ、それを早くに悟ったのだと思う。

人の個性の輝きをキャッチし、自分には持ち合わせていないものを欲しいと思わなかった。

人には、持って生まれた個性がある。

その人になろうとは思わなかったし、そうなれるなんて思わなかった。

 

でも、何かワタシにしか出来ないことがしたかったし、それがあると根拠のない自信を持っていた。 ただ、それだけはあった。

 

普通の女の子。

その表現がぴったりだと思っていた。

だからと言って、自分を普通のままでいいなんて思っていなかった。

普通から抜けるにはどうすればいいんだろう。

自分のキャパをどうやって拡げればいいんだろう。

 

好きなことをしていたいと思った。

他の人と比べることをあまりしなくなった。

 

好きなことはなんだったんだろう。

 

そんな折り、留学の話が届く。

何も先のことを考えずに、アメリカに渡った。

 

ワタシは、ワタシのままでいいと思えた。

 

帰国して、大学生になった。

イベントコンパニオンのバイトをした時に、自分を客観視した。

目は決して大きくないし、ものすごく痩せているわけでもないし、とにかくひたすら普通な自分の現実を知った。

 

だからと言って、誰にも相手にされないワケではなかったのだ。

こういう普通のオンナの子がいいと言ってくれる人がいる。

オーディションでもなんとなく受かる。

書類審査でも何となく通過する。

 

主役にはならないけれど、華を添える役として。

アクは決して強い方ではない。

 

だからこそ、自分の性格とのギャップを感じ始めた。

見た目こそ大人しいけれど、中身は天真爛漫そのもの。

ココロは晴れ渡り、いつもケラケラと笑っている。

 

 

・・・・

この記事を書いたのは、もう1年以上も前のこと。

振り返るキッカケになったのは、ある人の言葉。

「足るを知る者は富む」 by 老子

 

あぁ、そういうことなんだ。と。

 

それでいい。

これでいい。

 

気持ちがもっと楽になる。

 

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前田カオリコ

話し方プロデューサー 魅話力 (R)

1976年生まれ 新宿区在住
2児の母

新宿区発のママ*サークル「ブルーミング・マム」代表
新宿区子ども・子育て会議委員
2016年度 新宿子育てメッセ 実行委員長
昭和女子大学 社会人メンター
小学校英語指導者資格(J-SHINE)
日本メンタルヘルス協会 公認心理カウンセラー

 

http://bloomingmom.jp
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【たわごと】輝きの方向性

キラキラは主張するためのもの?

誰のために美しく在りたいのか。
もちろん、綺麗な人に憧れるし、そうなりたいと思う。

 

しかし、ワタシはその人には成り代われない。
ワタシはワタシなのだ。

自分に与えられたミッションを遂行する。
人生、サバイバル。
人生こそ、博打。

自分の美や愉しさを追求することで、
子どもへ向ける時間が減っていることに気づいていないだろうか。

「ママがキラキラしていれば、子ども愉しいし、応援してくれているから。
今のワタシが大好き。」

 

それは、それでいいでしょう。
度を過ぎなければ、とても理想的だと思う。

 

ただ、子どもはママの応援をしたいのは当たり前。
ママが大好きだから。

ママの邪魔をしたくない。
自分の存在が、ママを笑顔にしないのだったら、僕(私)なんて居ない方がいいんだ。

 

そんな風に、子どもは感じる。
誰に教わるわけでもなく。

 

子どもが母親を気遣っていることが分からないのが問題なのだ。
小さい頃は、あんなにいい子だったのに。
幼稚園の時は、いつもニコニコしていたのに。

 

それは、ママにとって都合のいい我が子像。

 

 

ねぇ、ママ。ワタシの話を聞いて。
ママのお出かけのお話もすごく愉しいし、知らない世界でいっぱいだよ。

でもね・・・
「今日、こういうことがあったの。」
「こんな発見があったんだよ。」

もっと、聞いて欲しいけど・・。

ママが自分の話をしているのを、聞いてあげなくちゃ。

 

いつしか、
子どもは、表現することを諦める。
伝えることをやめる。

 

気まぐれに
「今日はどうだった?」って聞いても、ママはちゃんと聞いてくれないから、
「別に。」

ふ〜ん。そうなんだ。

いつしか 「今日ね、」って、言っても聞いてくれなくなるのは、
コミュニケーションの方法を間違えていたから。

 

双方向なのが、会話。 一方的なのは、自己満足。
そんな紙一重をパパは見ていない?
見ていても、口を挟ませない?挟めない?

 

ママも、ママとしての自覚を持って成長していかなくちゃ。
ママも人として、成長しなくちゃね。

人を育てているという責任を自覚して。

今日も、家族が笑顔でありますように。

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前田カオリコ

話し方プロデューサー 魅話力 (R)

1976年生まれ 新宿区在住
2児の母

新宿区発のママ*サークル「ブルーミング・マム」代表
新宿区子ども・子育て会議委員
2016年度 新宿子育てメッセ 実行委員長
昭和女子大学 社会人メンター
小学校英語指導者資格(J-SHINE)
日本メンタルヘルス協会 公認心理カウンセラー

 

 

 

 


週末の過ごし方が変わる時

毎週末、どうやって過ごそうか。どこへ行こうかと考えていた。

子どもが小さい時は、沢山の体験・経験を一緒にすることへの比重が高かった。

成長を見守りながら、五感をフル稼働させる体験を。と親の出来ることをしたかったのだと思う。

我が子達は、小5、小2になり、週末は友達と遊ぶことが増える。

ママと一緒にお出かけしようよ。
ママと一緒に図書館へ行こうよ。
ママと一緒にお昼寝しようよ。

あれだけの「ママ」との時間。

今は、学校のお友達と過ごしながら「家」に帰ってくる。

安らげる場所。

不安を抱えることなく。
心が休まる場所にしたいから。

家庭では、温もりと食事とパーソナルスペースを確保出来るように。

それは、淋しさではなく頼もしさ。
よかった。
不安でママから離れられないことがなくて。

こうしてママから離れて、安心して遊びに行けるようになって。

ママは「お帰り」の場所にいるよ。

「行ってらっしゃい。」って言って、お見送りをするよ。

夫も娘も息子も、玄関で見送る時はどこかに触れるようにしている。

お互いの存在を確かめるように。

お守りのように。

妻・ママのおまじないのようなもの。

みんな無事に帰ってきてね。

 

 

でもね、それだけじゃないのが私のスタイル。

 

私も出掛ける時は、同じように「行って来ます。」
仕事に全力を注げるように。
遊びにも集中出来るように。
その時を充実させるために。

玄関の扉の向こうは、まるでハウルの動く城の扉のように自在に変化する。

そして、家に帰るとそこには日常がある。

変わらない日常・家庭の空気・温度は、日々の積み重ね。
我が家の場合は、こんな感じ。 それだけのこと。

 

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前田カオリコ

話し方プロデューサー 魅話力 (R)

1976年生まれ 新宿区在住
2児の母

新宿区発のママ*サークル「ブルーミング・マム」代表
新宿区子ども・子育て会議委員
2016年度 新宿子育てメッセ 実行委員長
昭和女子大学 社会人メンター
小学校英語指導者資格(J-SHINE)
日本メンタルヘルス協会 公認心理カウンセラー