枯渇・焦燥・虚無

時折、自分が空っぽになる時がある。

何も生み出せないとき。
何も感じないとき。
何も表現出来ないとき。

あぁ、なんてつまらない人間なんだろうと思う。

弱い自分が嫌いで、甘える自分もイヤで、
何でも自分で決めて、判断することを良しとしてきた。

気持ちに余裕がある時は、
甘える時があってもいい。弱くてもいい。人に委ねてもいい。と思えるのに。
時折、こういう自分が顔を出す。

自分の無力を目の当たりにし、突きつけられ、まだまだ足りないと。
そして、その力の大きさにおののきながらも、前に進もうとするのだ。

その繰り返しの中で、自己対峙しながら、奢る事なく身の丈を知る。

自己嫌悪に近い感情に溢れ、誰かを傷つけているような錯覚に陥り、他者を巻き込みそうになる。
本当は、自分の非力を知り苦しんでいるだけなのに。

思考が渦巻く。
ぐるぐると巡る感情を、書き綴ることで吐き出しバランスを取る。
それが、私のやり方。

ドロドロとした感情に目を背けるな。
それはどこから生まれてくるのだ。
自分のどの部分が疼くのか。
それは何故おこるのか。

自問の時間。自分との会話。
それはとても静かで激しい内省。

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前田カオリコ

エッセイスト・話し方プロデューサー

1976年生まれ 新宿区在住
2児の母

新宿区発のママ*サークル「ブルーミング・マム」代表
新宿区子ども・子育て会議委員
2016年度 新宿子育てメッセ 実行委員長
昭和女子大学 社会人メンター
小学校英語指導者資格
日本メンタルヘルス協会 公認心理カウンセラー
『魅話力®』検定 作成中

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コメント

  1. あきこ より:

    こんばんは
    以前にも一度コメントさせていただきました。
    この記事は前に読み、心に刺さる言葉に
    コメントすらできず自分の中で何度も反芻してきました。

    記事の虚無という言葉で思いだしたのです。
    何をしても満たされない
    そんな感覚に何年も包まれていたはずなのに。
    今が充実しているから、虚無感から解放されたわけではないのです。
    ただ時間に追われ予定に追われ
    虚無に包まれていることさえも感じなくなっていたことに気付きました。

    思いだしたとたんにまた渦の中にいるような感覚ですが、内省することの大切さを
    この記事を読み改めて感じました。
    内省しなければ、進むことはできないのだとわたしは思っていますから
    気づかせてもらいありがとうございました

    • kaoriko より:

      コメントありがとうございます。

      あきこさんの日常に響く言葉になったことが、このブログを綴る意味につながるような気がしました。

      ワタクシの戯言。 たわごとだからこそ、感じたままを表現していきたいと思います。

      こちらこそ、いつも読んでいただきありがとうございます。

      カオリコ 

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