中学受験を終えて

6年生になってから。
中学受験をすることに決めて。

気に入った中学を見つけたのは5月で、最終的にそこを本命にしたのは9月だった。
伸び伸びとした教育方針と、個性的な環境に。
私は惚れ込み、娘にも勧めた。

塾に通いながら。
よくやっていたと思いながらも、その難関度の意識が薄いのは日常の様子で分かった。

あのね、この中学に入るのにね、塾に行って入れば受かるわけじゃないのよ。
何度言っただろう。

葛藤しながらも。

合格してもしなくても、中学受験に挑んだことは無駄にはなりませんよ。と言う言葉に。
私もそう思っていた。
だからこそ。なのか、向き合う姿をもっと見たかったと願ったのだと思う。

塾の最後の日。
作文を沢山書いたと言って帰宅した娘。

その作文が、1週間後に届いた。
内容があまりに泣けて泣けて。

あぁ、娘は娘なりにちゃんと向き合って頑張っていたんだと思うと。
また、私の及ばないところも沢山あって。
処分すると言ってまとめたプリントの厚さに改めて気づかされる。

合格できなかったけれど。

娘のこれからの人生にとって、いい経験だったと。
未来はこれからなのだから。

ママもケジメが必要で。
切り替えが必要で。

親になっても試練の連続です。

前田カオリコ
コミュニケーション・コンサルタント
登録商標 魅話力(みわりょく)

1976年生まれ 新宿区在住
2児の母

一般社団法人 ブルーミング・マム 代表理事
株式会社リコラボ 代表取締役
1期・2期 新宿区子ども・子育て会議委員
2016/2017年度 新宿子育てメッセ 実行委員長
日本メンタルヘルス協会 研究修了カウンセラー
昭和女子大学 元社会人メンター

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