信頼関係の構築について

親子での約束が果たせていないと。
大人は約束を破るものだという概念が出来てしまう。

人との約束を守れない時は。
「ごめんなさい」と謝る。

誠実さとはなんだろう。
愛するということはなんだろう。
大切にするということと、甘えは違って。

家族だからこそ、約束を守り。
大切な人だからこそ、守れない時には、ごめんなさい。と言う。

怒りは第二感情で。
最初にこみ上げるのは、第一感情。
それは、悲しみや不安だったり。
自分のことを大切に思ってくれていないと感じ。
そうして、自分がないがしろにされたような気持ちになると。
次の約束をするのが恐くなる。

それでも、子供は親のことが大好きなので。
次の約束を心待ちにして、指折り数えて時間や日々を過ごすだろう。

それなのに。
「仕事が押してしまって。」
「一生懸命働いているのだから、仕方ないだろう。」と言って。
まるで約束を守れなかったことが、正当化されるようならば。

期待もしなくなるし、約束もしなくなる。
そして、その子は同じことをするだろう。

仕事が理由なら、約束を破っていいと。
謝らなくていいということをするだろう。

「仕事と自分がどちらが大事?」という話ではない。
優先にしてくれ、という話でもない。

ただ、素直に「約束を守れなくてごめん。」と声で伝えて欲しい。
顔をみて謝って欲しい。
自分も楽しみにしていたけれど、どうしても難しくて。
ギリギリまで頑張ってみたんだけれど、ダメだった。
そう言われても。
そんな事情は子供には分からない。

期待していた気持ちは、どうなるの?
一緒に遊ぼうって言っていた約束は瞬殺なの?
それでおしまいなの?

悲しい気持ちをどうやって消化すればいいの?
泣き叫んだとしても。
そんなに泣くんじゃないと怒られたりしたら。
感情はどこへ行ってしまうのだろう。

ただ、ぎゅーっと抱きしめて。
君のことが大事だと。
せめて、リカバリーして欲しいと願うのではないだろうか。

子供に限ったことではなく。
やはり信頼関係というものは。
そうして育まれてゆくものではないだろうか。

今日もそんなことを思いながら。
幼児期に重ねた経験を。
大人になっても守れるように。

約束は果たすものだし。
果たせない約束は、しない方がいいけれど。
果たせないのであれば。
大人のプライドなどは無用で。
心から謝って欲しいと思うだけのだから。

あぁ、どうか。
子どもが大人を信頼できるように。
誠実でいられるように。
自分もそうで在りたいと。
ここに記しておくのだった。

前田カオリコ
フリーアナウンサー
コミュニケーション・コンサルタント
登録商標 魅話力(みわりょく)

1976年生まれ 新宿区在住
2児の母

一般社団法人ブルーミング・マム 代表理事
株式会社リコラボ 代表取締役
1期・2期 新宿区子ども・子育て会議委員
2016/2017年度 新宿子育てメッセ 実行委員長

高校時代にロータリークラブの青少年交換留学生として1年間アメリカ・ミネソタ州に留学。
ヨーロッパ・アメリカ・カナダ・アジア各国の学生との交流により価値観の多様性に触れる。
子連れホームスティ・三世代ホームスティなどを経験。
「自分が大好きになる子育て」をテーマに子育てに関する講師としても活動。

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