「モンテッソーリ教育」〜アキコママの経験談〜 vol.9 子どもの家事リストを公開します

子どもが家事をするようになって、良かったなと思うことがいくつかあります。

・公園での遊びだけでなく、子どもの身体的な欲求を満たせる
・大人がやっていることへの憧れを子どもが満たせる
・家事には、始まりと終わりがあり、未完了と完了を体験できる
・責任を体験的に学べる
・段取り力が付く
・子どもも大人も関係なく、そして兄弟という枠組みも越えて、対等さを学ぶ良い機会になったこと
・子どもの自己肯定感が育める
・家族みんなで家庭を創っている感覚を体験できる

家事は、家族が元気よく気持ちよく生きていくために必要なこと。
本格的になってきたときは必ず、お約束事を決めてから始めました。
我が家の場合、家事はお話しを聞いてその通りにできるお兄ちゃんのお仕事だと伝えました。

最初のうちは、興味を持ったものから始めました。
子どもが興味を持ったものを阻止せず、何等かのカタチで関わってもらえるようにしました。
もちろん、包丁など、子どもが興味を持っても難しい年齢もあるかと思います。

そのようなときは、野菜を洗ってもらうなど、
何かしら家族のお仕事に参加した気分を味わえるように、
「やってくれたコト」ではなく、「やろうとおもってくれた」気持ちに
大人が応えるようにし続けました。

本来備わっている家族思いの優しさは持ち続けて育ってくれたように思います。

年齢やその段階によって、家事の一部をお手伝いするところから始まり、
最終的には、年長さんになると、最初から最後まで責任を持ってできるようになります。

家事を続けてもらうコツは、いろいろありましたが、大人も学びながら、
家事を楽しむこと。

基本はこの3つ。

*子どもが興味を持った時にお願いすること
*環境を設定すること
*必ず「感謝」を伝えること

では具体的にお手伝いリストの一部を公開しますが、
これらは、大人が一方的にやらせるといいことではなく、
子どもが興味を持つリストだと捉えてください。

皆さんのお子さんは、このほかにもたくさん興味がある時期にいらっしゃると思います。そういう視点を持つための一助となればと思います。

<おはよう編>
・カーテンを開ける
・換気をする
・新聞を取りに行く

<食事 作る編>
・野菜を洗う
・レタスなど手でちぎる
・お鍋の中の具材を混ぜる
・タイマー係
(タイマーを使うのではなく、時計の針を見ていてもらう係)
・今晩必要な材料があるか、冷蔵庫をチェックする

<食事 準備編>
・テーブルを拭く
・ご飯をよそう
・スープをよそう
・濡れタオルを用意する
・ランチョンマットを用意して並べる
・箸置きを季節に合わせて用意する
・食器を並べる
・テーブル下をミニ箒とちり取りで掃く
・食器を洗う
・食器を拭く

<お掃除編>
・洗面台を洗う
・トイレの床を掃除する
・お風呂の床をブラシでこする
・バスタブを洗う
・玄関のタイル磨き
・窓のサッシを拭く
・ほうきとちりとりで落ち葉を掃く
・車のホイル洗い

<その他>
・パパの靴磨き
・アイロンがけ
・赤ちゃんに本を読む
・赤ちゃんのお世話に必要なものを取りに生かせる

これらを丁寧にしていくことで、
うちの長男は最終的に年長の段階で、ミネステローネを全部仕上げるくらい、
包丁に興味を持ちましたが、一度も怪我をしたことがありません。

同じように育てていても、次男は、包丁にはまったく興味を示しませんでしたが、
ねじ回し係から始まった電気系統の係は現在も続いています。

その子らしいお手伝いがあるのでしょうね。

モノによっては、1回できると飽きちゃう時期もあります。
最初のうちは、興味からただやってみたいという気持ちから始まると思います。

でも、年齢問わず、家族のためにという思いがあったりします。

子どもたちの「やってみる」という気持ちを汲み取ると、
家族が大好きな子どもに育ってくれるようです。

大人が家事を楽しそうにしていると、
子どもはやってみたくなるものなので、

大人も毎日感謝して楽しく過ごすあり方は必要だとは思いますが、
そうできないときには理由があるもの。

大人が気持ちよく家事できるように、
周りの人のサポートを得ていくのも大切なことです。

私自身、過去を思い出すと、自分だけ(特にママ)が全部やろうとしてしまうところに、理由がありました。

でも、子どもの自立心や、子どもの家族想いな気持ちを汲み取り、子どもに家事をお願いすることで、結果的に、私自身のこころの成長の助けになりました。

親子が共に育つ方向性を探すことがとても大切だと思っています。

 

 

 

 

堅田亜貴子さん

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ファミリーファシリテーター

*既婚*2児の母*東京都世田谷区在住
*資格GRACE WORKS認定心理カウンセラー中学・高校第1種教員免許(数学)

両親の喧嘩が絶えない家庭で育ち、比較的早くに両親と死別。
人生のアップダウンは続き、『将来に希望が持てない』『子育てにもがく』『離婚の危機』にいったん陥ったが、こころの成長と共に、人生にも平穏さを取り戻すことに成功。
現在は、算数・数学の先生経験を活かし、『From the family ~家族から平和を』をビジョンに夫婦の絆が自立した子どもを育てる☆人生の成功を支える家族の基盤構築のための独自プログラム ファミリーファシリテーションプログラムを開発。
「キャンプ」「子どももパパママもきらきらになるカウンセリング」「女性のためのセックスレスカウンセリング」「トラストメイク学習法個別指導」を提供。


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