特集インタビュー「新宿の花開くママ達」 新宿子ども食堂 斎藤宏子さん

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齋藤宏子(Hiroko Saito)

1969年12月23日生。2児の母。市ヶ谷在住。

20年間マーケティングとクリエイティブディレクションに従事。
脳卒中後に片麻痺になった父の介護までは仕事・子育てと平行していたが、母親が認知症になり介護離職。
現在はソーシャルマーケティングとヘルスコミュニケーションを学ぶ大学院生。

 

 

Q1、どんなことをしていますか? (活動・仕事内容について)

週末にこども食堂を開催しています。
学校がお休みの日にご両親がお仕事に出ている家庭や、
共稼ぎで土日ぐらいは食事の支度から開放されたいという家庭、
小さな子どもが迷惑を掛けそうで外食に出にくいという家庭に来ていただけたらと思っています。

 

Q2、何故、このような活動をスタートしようと思ったのですか?(きっかけは?)

こども食堂のニュースを見て、
「やってみたいよねー」と友達になんとはなしに言ってみたら、
こども食堂サミットに一緒に行こうと応募してくれました。
ファミサポさんとヘルパーさんに家のことをお願いして遅刻しながら会場に行き、
あれよあれよと言う間に始めることになりました。

 

Q3、実際に活動をしてみて、大変だったこと・印象に残っていることは何ですか?

こどもたちが来やすくて、衛生的に調理できることを考えて、区の施設をお借りしていますが、
施設の利用目的に合致しないという理由で団体登録できないので、
料金の割引がなく早期予約できないことが大変です。
施設や区役所の方と時間を掛けて検討・調整しましたが、解決できていません。

また、まだ始まったばかりで運営の課題解決が先ですが、
いずれ継続のために寄付を集める算段も考えなくてはならないなと思っています。

 

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Q4、嬉しかったことは何ですか?

最初はお願いに行っても相手にもされませんでしたが、
少しずつ賛同者が増えていき、ボランティアさんもたくさん集まってくださったことが嬉しいです。

 

Q5、周りからの反対はありましたか?(家族・夫・子ども・姑・舅・ママ友など)その時、どう思いましたか?

先行のこども食堂への丁稚入りや、会場見学や打合せなどで
夜や週末に家を空けることが多かったので、家族には迷惑を掛けました。
特にこどもたちは、活動の意味を理解できないので不在に文句を言っていました。

でも、先行の食堂に連れて行ってみたらいろんな大人にもてなしてもらい、
ご飯も美味しかったとすっかりファンになってしまい、それからは応援してくれてます。

ただ、認知症の母だけは、私がいつも飲み歩いてると思い家族に文句を言ってるようです。

 

Q6、その活動の原動力は何ですか?(何かを始める・継続することはスゴいこと。読者にヒントを下さいっ。)

ボランティアは利害関係のない新たな縁を運んでくれるので、とにかく楽しいです。
現在、活動のコアメンバーは3人ですが、年齢もバックグラウンドも価値観も全く違うので、
普通に暮らしていたら出会うこともなかったなと思います。

ボランティアはほとんどが仕事を持っており、
週末の新たな出会いが嬉しくて、終了後の飲み会が楽しみ。

あながち母の小言も間違ってないかも。

 

Q7、将来はどんなイメージを持っていますか? (夢・目標について)

こども食堂の活動を、区内全域に広げていきたいです。

こどもたちがちょっと遠い食堂まで自転車で乗り付け、
仲良くなったおばさんやおにいさんに会いに行けるような、
こどもが自由に動ける治安の良さと地域の縁の広がりを新宿に作れたら、素敵だなぁと思います。

そして、仕事を持ってる子育て世代にこそ、月に1度のボランティアで
利害関係のない第3の繋がりを地域で作る機会を提供したいなと思っています。

 

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Q8、プライベートではどんな人ですか?(ママ・妻・女性として)

好奇心旺盛で神出鬼没。
こどもと大人の世界は違いますと黒々とした線を引き、
一緒に楽しもうという気持ちが薄い母親だと思います。

こども楽しませることには向いてないけど、
大人になったら母ちゃんと一緒に飲むと楽しいぞ、早く大人になれーーと思っています。

 

Q9、新宿との縁(ゆかり)について教えてください。(地元?地方出身者?働いている?)

練馬育ちです。
結婚を機に、たくさんの飲み屋と名画座のある神楽坂が大好きで引越してきました。

商業施設はもちろん、スケートリンクもプールも釣堀もあって、
ザリガニ釣りや芝生でごろ寝もでき、魅力的な飲み屋がいっぱいある新宿が大好きです!

 

最後にメッセージをお願いします。

介護や育児の合間でも、大勢の力をお借りすれば
何かを始めることはできるんだなぁと、始めた本人がびっくりしてます。

何かのチャンスがやってきたら、
尻込みしないでエイッ!と飛び込んじゃうと、乗り越えられないと思い込んでた扉も開くみたいです。

 

<インタビューを終えて>

斎藤さんの原動力・行動力のスゴさと早さに惚れ込んで、第一回目のインタビューをお願いしました。
子ども食堂をやりたい。と聞いてから数ヶ月で本当にスタートさせていたこと。
出来ること、やりたいことに対して真摯な姿勢が素敵です。
新宿ママのパワーが、多くの人達の笑顔にする。そのつながりがもっともっと拡がりますように。  

担当:カオリコ

 

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