第一子を出産後に、キャリアを中断したことに対する絶望・不安感に襲われ、
無我夢中で「自分の出来ることはなんだろう。」と必死に模索した日々を思い出します。
フリーアナウンサーをしていた私は、
ママになったことでこれまでの働き方が出来ない。という事実に直面しました。
仕事が大好きだったけれど、それ以上に守るべき存在が誕生したことで、
自分の変化に驚き、どうしたらいいものかと悩みました。
ママになったことを後悔したのではなく、ママになったからこそ、
子ども・家族を大切にしながら、自分らしく生きることの重要さを痛感。
家族はとても大切だけど、それだけに時間を使うのではなく、
自分の時間を持つことで気持ちにゆとりが生まれ、
周りに感謝する気持ちが、より育まれるのではないか。そう実感しました。
これは、あくまでも私個人の例ですが、女性の柔軟な対応力の素晴らしさを目の当たりにし、
どれも諦めることなく、自分らしい一歩を踏み出す応援をさせていただけたらと思います。
誰かと比べるのではなく、「自分のライフスタイルをどうしたいのか。」と自問し、
どう在りたいのかを考えながら、人に伝えることで、それまで曖昧だったビジョンがクリアになる。
そんな時間の提供が出来たらと考えています。
また、同じような環境・志を抱くママ同士の交流を持つことで、
多くの価値観に触れながら、育児と仕事のバランスを考えるキッカケにしていただけたらと願っています。
我慢するのではなく、選んでこの時間を過ごしている。と捉えるだけで、
日々の過ごし方が全く違ってきます。見える景色も変わります。
皆さんと、その時間を共有出来ることを今から愉しみにしています。
ブルーミング・マム代表
前田カオリコ
